メッセージドリーム
桜の花びらが無数に舞い散っていて
その場所にお茶屋さんがある
私は長椅子のようなものに
腰かけている
古典柄の着物を着ていて
大きく右カーブしている桜並木の向こうから
人力車に乗った大切な人が現れるのを
いまかいまかと待っている
私の爪の色は赤みがかったピンクで
時々うつむいて恥ずかしそうにしながら
胸を弾ませている
桜の花びらが襟元や手の甲に
無数に落ちてくる
左の方にはちいさな橋が見えて
桜並木がほんとうに美しい
彼は布団に横たわって言った
生まれ変わったらいっしょになろう
それから彼は
静かに息を引き取った
« 季節は夢のかけら | トップページ | ご無事で »
コメント
« 季節は夢のかけら | トップページ | ご無事で »
私の未来図で、似たようなことをいわれたことを思い出しました。桜の花の下のベンチで、私は大好きな人と手をにぎりあってるんですって。
紆余曲折を得て最後は彼の手を握ってまぶたをとじる、とか。ももさんの夢と私のブログの写真とみんなシンクロしているのかしら。不思議ですね。
投稿: miki | 2011年2月27日 (日) 09時49分
mikiさん、ありがとう。
素敵な未来図。
うんうん不思議。
mikiさんとは、
何かご縁があるのかしら?
嬉しいです。
mikiさんの桜の下に、
待ち人が来てくださいますように。
もう来てくださっているのかもね
投稿: もも | 2011年2月27日 (日) 12時06分
会いに行くのはまだまだ先に伸ばして、
彼にあった時のために、想い出を作りましょう、
大切な人を退屈させないように、
たくさんの話をしてあげないとね(⌒-⌒)
投稿: nekohand | 2011年2月27日 (日) 18時21分
ありがとうございますnekohand様。
大切な人を退屈させないくらい、
想い出が作れるかしら。
私は退屈なのだけれど…。
nekohand様も、たくさんのお話を、
ももさんにしてくださいね
投稿: もも | 2011年2月27日 (日) 22時30分