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2011年5月に作成された記事

2011年5月30日 (月)

ひとつの花

無数の花のなかで

たったひとつしかない花を愛しているのなら

青い空を見るだけで

雨粒を見るだけで

幸せになれるのね

泣いても叫んでも

この思いは空に消えてしまうのに

2011年5月24日 (火)

ピンチはチャンスなの

口いっぱいに

ももいろのわたがしをつめて

トランポリンで飛び跳ねている

桜の花束をもらった時

花束を眺めながらアイスを食べた時みたいに

花束がほしいけれど

もういい

キラキラでブルーのゴムボールが

目の前を行ったり来たり

行ったり来たり

私のところへ転がってきて

お腹が痛くなるほど笑う

ピンチは

ピンチではないの

ピンチは正しいことを見つける

何かが変わる

チャンスなの

ピンチはチャンスなの

2011年5月22日 (日)

涙のひとしずく

ねぇねぇお母さん、

「子供は親を選べない。」と思うでしょう。

それは嘘だよ。

虹色の空の彼方にね、「子供の国」というところがあるの。

そこにはね、生まれてくる前の子供がたくさんいるんだよ。

誰の子供として生まれようかなって、空からお母さんたちを見ているの。

自分のお母さんを、自分で決めるんだよ。

お母さんがそうしてきたように。

僕がね、初めて見たお母さんは、

真っ白なウエディングドレスを着ていたよ。

「この人だったら、どんなことがあっても僕を最後まで育ててくれる。」

そう思ったんだ。

それからしばらくして、

涙のひとしずくみたいに、

お母さんのところへきたんだよ。

お母さんはね、ちいさな僕をそっと抱きしめてくれた。

だからね、

僕が病気で生まれてきたことを、

悲しまないで。

だからね、

僕が他の子より育てにくい子に生まれてきたことを、

悲しまないで。

だって、

僕がお母さんを選んで生まれてきたのだから。

「この人だったら、どんなことがあっても僕を最後まで育ててくれる。」

そう思ってね。

2011年5月17日 (火)

花の種

ここのところ次男の具合が、

よくない。

怒るという感情は原始的、

もっと素敵な感情表現ができるはず。

なのにあのひとは、

病気の人に怒る。

ふいに長男が、

俺は怒っていないよと言った。

俺が同じように具合が悪くなった時、

お母さんは、

怒らないから我慢しなくていいよと、

言ったから、

誰かが具合が悪くなった時には、

そうすればいいと思ったんだと続けた。

ずっと昔に、

必死にたくさんのお花の種をまいたけれど、

その後すっかり忘れていて、

今になってポッと咲いてくれたような、

気持ちになった。

2011年5月16日 (月)

後悔

花や鳥は、犬や猫は、

命が終わることを知らない。

もしかしたら知っているのかもしれないけれど、

怖がってはいない。

人だけが命が終わることをみんな知っていて、

命が終わることを怖がっている。

不安は自分の身を守るために必要な気持ち、

不安が存在しなければ、

自分を守れない。

2011年5月10日 (火)

そっとね

自分がいいと思うことを、

相手が同じようにいいと思ってくれるかというと、

必ずしもそうではありませんよね。

私はいちごが好き、

でもあなたは、いちごが嫌い。

どうしてなの?同じようにいちごが好きと共感してよ。

でもね、

自分がいて、相手がいる。

自分はこう思うけれど、

相手は同じようには思ってくれない時もある。

人を大切にできる人は、物を大切にしている。

「そっとね。」優しく扱っている。

まず物を大切にする。

物を大切にするように教えれば、

人を大切にできるようになる。

2011年5月 9日 (月)

恋の館

恋の館 べたな名前

この館に足を踏み入れた男性は

必ず恋に落ちる

真っ白な土壁 入口は引き戸

ガラガラと引き戸を開けると

オレンジの甲冑

「喉に引っかかったものを出しなさい」と

老婆が迎えてくれる

鴬張りの廊下を歩いて

階段をのぼるとホワイトセージの香り

恋をするために用意された空間

屈強なガードマンのような男

それからPCで何かを調べている男

どれもこれも計算されているようで

計算されていない

偶然のような必然

そして夢のような空間

2011年5月 4日 (水)

春の小川

どうしてもあの小川が見たい・・・

私はつぶやいた

お気に入りの花柄のブラウスを着るために

部屋干ししていたブラウスに手をかけると

ポケットから覗く白い羽

天使の羽?

どこかで聞いたことがある

その羽をPCに置いてみる

それから春の小川をクリック

春の小川はキラキラで

キラキラでは表現できないわね

それに緑が大好きな私は

緑に嫌われている

スケッチをしてみる

・・・ナマズ?

ナマズよね

でも長くてクルクルしたおひげがある

ちいさな冠も

僕を捕まえてごらん

そう言ってナマズは一度いなくなったけれど

しばらくして心配そうに浮かんできた

そして悲しそうに

恋の種をあげるよ 手を見てごらん

そう言った

いつの間にか握りしめていた左手をそっとあける

・・・金平糖?

きれいでしょ 好きな色を選んで食べていいよ

ただし黄色はね 食べなくていいよ

黄色はね 選ばなくていいよとナマズ

そう言われた私は嬉しくなってこう言ったの

どれにしようかな 神様の言う通り あぶらむし かきのたね

あべべのべとナマズ

クスッと笑って私は答える

恋は水色

だから水色を選ぶわ

空と海の色だもの

それからクイズを出してみる

水色の金平糖を食べた私はなんと言うのでしょうか?

1番・・・うめぇ。

2番・・・ナマズさんって素敵ね。

3番・・・ナマズさんが好き。

さて、どれだ?

だって好きなんだもんでしょ

とナマズ

本当は全部正解だけれど・・・いいよね

正解!

それからナマズに聞いてみる

ねぇナマズさん

春の小川は金平糖からできているの?

ナマズはくるりと回る

チャイコフスキー金平糖の精の踊りのメロディが似合うもの

ナマズはまたくるりと回る

また会える?と聞いてみる

さあねとナマズ

私 待っているね まだかなぁ・・・まだかなぁ・・・って

毎日

それからナマズさんを大切に思う

会えるよ 君にふられるまで

ナマズは大きな声で言った

じゃあ約束 

指きりねと私が言うと

ナマズは真っ赤な顔で

おひげを私の小指に絡ませた

                         

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