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2011年10月に作成された記事

2011年10月25日 (火)

これくらいは平気なのだろうけれど

いつも

甘えてばかりだったような気がするのに


甘えるってどんな風だったのか

思い出せなくなった


体がだるい

深呼吸もうまくできない

おしゃべりも続かない

これくらいは平気なのだろうけれど


息苦しいのにあのひとに無視される

助けて欲しい

お願いを聞いて

そんな言葉も

無視される


広くて静かな空間にひとりでいる気がして

いつの間にか涙が流れている

2011年10月21日 (金)

彼のためにできること

大好きな彼のために

わたしができることといったら


お野菜をいっぱい入れて温かいスープを作る


服をきれいに洗濯して

昨日の嫌なことをみんな洗い流してあげる


しわを伸ばして

気持ちよく着られるように干す


お部屋を掃除して心地よい風を通す


やすらぎの香りと優しいメロディを流す


行ってらっしゃいとおかえりなさいを言って

今日は頑張ったから休んでね・・・と思う


お花が咲いたことを笑顔で話す


そんなことくらいね


今日咲いたお花を見て

なんとなくそう思いました

Mo_355

買った時はつぼみだったのに

もう咲いたの

並んで咲いていたお花が真っ白で

このお花も真っ白なつぼみだったのに

咲いてみたら ももいろ

好き嫌い好き嫌い・・・で一枚残りそうでしょ?

2011年10月20日 (木)

始まりは終わりで終わりは始まりで

岩村田商店街から東へ進み

湯川にかかる橋を越えると

道路の北側に赤い鳥居が見える


境内は湯川によって浸食された崖地にある

参道に立ち並ぶ稲荷鳥居は

災厄を防ぐ朱色で

神聖な場所への入口と思わせる

この場所が

私の始まりの場所


大切な場所


どうしてなのか

忘れられなくて

あの日から幸せは始まって

今も続いている


運命というものが存在するのならば

運命なのかもね

始まりは終わりで

終わりは始まりで

2011年10月17日 (月)

僕とももと靴ずれ

僕のももはさ

靴ずれしただの

足が痛いだの言うんだ


僕が心配そうに見ていると

ふと思いついたみたいに

ももが話し始めた


前に付き合っっていた彼女ってね

真面目で頑張る女性だったでしょ?

驚いて何も返事ができなかったよ


そんな僕を見て

ももはクスクス笑う


そうだよ

それにももみたいな女性は見たことないよ

そう言いたかったけれど

ももが怒りそうだからやめておこう・・・


するとももは

ももはね

真面目で頑張る女性ではないの

だからその人のことを忘れられないなら

ももに会わないで

きっぱりそう言ったんだ


僕は慌てた

今すぐ忘れるから

いやもう忘れているから

完全に忘れている

たぶん叫んだ


そんな僕の顔をももは覗き込んで

忘れるまで待ったりしないからね

そう言ったんだ


待つから・・・じゃないんだね・・・。

その時偶然クラクションが鳴った

くっつきすぎ・・・だよ

ももは言った

もう一度クラクションが鳴った

ほら

仲良しだからうらやましいって

ももはクラクションのことをそう言って

恥ずかしそうに笑ったんだ

2011年10月16日 (日)

どこかで桜が咲きましたね

私は彼のことが大好きで

だからここに立っていて

だから息をしていて

だから歩いていた


今朝は知らない街を歩いた

もう歩けないと思ったのに

歩いているうちに心が晴れて

思わず落涙したことが

恥ずかしくなった


季節はずれの桜が咲いた時だけ

私のことを想い出してほしい


私の届かなかった想いと

つかもうとしても舞う花びらと

さよならと時を


私なんてどうなっても構わないなんて

もう言わないことにするから

2011年10月14日 (金)

ちぎれた雲

ちぎれた雲とニセモノの太陽

飴細工の花と空を飛ぶ鳥

運命を信じて

運命に笑う


眼球はゆらゆらと動き

肌は乾燥する


生きるためのちいさなフルーツは

甘くもなくなっていた


明日からどうやって髪をなびかせたり

色を作ったりできるのか


教えてくれる蛍火の向こう側には

何も存在しない気がした

2011年10月11日 (火)

おまじない

今の気持ちと

同じ気持ちの歌詞を便せんに書いて

白い封筒に入れて

そっと置いてみたり・・・


黄色い絵文字を

決まった時間に送信してみたり・・・

しながら


彼からのメールをずっと待っていた


メールくださいねってお伝えしたから

好きな人からメールが来る

おまじないです


でも

彼からのメールは来なくて

待っているのは辛いのに

いつまでも信じていて

いつまでも待っていて


そんな自分が情けなくて

もうやめようと思ったのに

いつまでも信じていて

いつまでも待っている


不安になったり

惑わされたりもするけれど

いつまでも信じている


だってちいさな思い出が

かけらみたいに

あちこちに埋め込まれていて

もう忘れることなんてできないんだもん

2011年10月 9日 (日)

マイナスの言葉

人の感情なんて

誰かと比べたりはできないから

寂しいなんて感情は

比べようがない


私はずっと寂しかったのかもしれないし

寂しくなかったのかもしれない


でも

今日は寂しいと思った


寂しいという言葉の意味が

ようやくわかった気がした


こんなに寂しいのは

彼のことが好きだから

彼はマイナスの言葉が

好きではないかもしれないけれど

彼のことが好きだから

こんなに寂しい


逃げないで寂しいを受け止める

しっかりと受け止める

夢のなかの大切な人

そこは草が茂っていて

冷たそうな小雨が長い時間降り注いでいた

とにかく長い時間


「いつか」という言葉は

わたしの心の奥の方を温かくしてくれたのに

彼は

そこにずっとうずくまっていた


私は壊れたビニール傘を差し出した

彼が思っていることすべてが

たくさんの言葉になって

わたしに届いた


わたしはビニール傘を放り出して

彼を見た

彼は

「愛されるわけ ないよね・・・」

そうつぶやいた


それはわたしのセリフで

傷つけたくないと思っているのは

わたしの方なの

声がつまった


胸の音だけが聞こえた

2011年10月 8日 (土)

喜びに変わるように願って

教える

ということはとても難しい

教えるという言葉を使っていいのかどうかも

よくわからない


でも私は

何も知らなかった私は

たくさんの方々に

多くのことを教えていただいて

ここまでやってこれた


それはそれは

腹立たしいことも

悩ませたことも

呆れさせたことも

たくさんあったと思うけれど


でも

みなさん

怒らないで丁寧に教えてくださった


それに

何も知らなかった私が

後悔したり

前に進もうともがいている時


静かに見守ってくださった


少しずつ少しずつですと

導いてくださった


一緒に頑張りましょう

大変だったですね と

おっしゃってくださった


だから今度は

何も知らない人に

私が教えなければいけない


時間をかけて

ゆっくり

瓶の口に大量の水を注いだみたいに

たくさんこぼれてしまう

かもしれないけれど


少しは注がれて

それが

相手の

喜びに変わるように願って

2011年10月 7日 (金)

いつかきっと

わたしは

長生きしたいとか

ずっと生きていたいとか

そういう思いが

うすいのです


それはずっと知ってはいたけれど

そのことを誰かに

知ってもらいたい訳でもなくて

特に気にすることもなかったから

気づいていても

気づいていないふりをしてみたり

うすいよね・・・

なんて人に話したりしていた

罰当たりなやつなのです


「いつかきっと」

私には想像できない

切なくて悲しい言葉です

2011年10月 2日 (日)

かぼちゃと気温

人を好きになることが

こんなに苦しいとは

今までちゃんと人を好きになっていたのか

あやしい


かぼちゃを見ても

今日の気温を見ても

とっても心残りなの


私のために

何かをしてくれなくてもいいから

隣ににいさせてくれないかな


香りも色もない世界みたいに

思えてしょうがないから

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