元気なももさんと切ない僕
ももさんは社員旅行でバスに乗る時
窓際に座っていた僕の隣に
はしゃぎながら座ってきた
それから
楽しそうにおしゃべりをしていた
休憩場所で
突然ももさんは僕を押しのけて
ちょっと開いていたバスの窓から
大声で上司を呼んだ
呼び捨てだ・・・
さらに
うどん買ってこ~い♡と叫んだ
上司が笑いながら
うどんを買って運んでいたけれど
ももさんは他の上司に
ひどく叱られていた
いくら仲が良くても
呼び捨てはないだろう・・・
ももさんはうどんを食べながら
ちょっぴりすねていた
少し大人しくなって
音楽を聴いているももさんを
僕は笑いながら見ていた
ももさんも 笑った
しばらくしてももさんは
時々
僕の家に遊びに来るようになったんだ
突然遊びに来て
突然帰る
ある日僕は
ももさんを抱きしめた
でも
ももさんはわかってくれなかった
好きだという気持ちが
ももさんには伝わらないんだ
何を言っても何をしても
こんなに好きなのに伝わらないんだ
ももさんの心は壊れてしまっていたから
だから僕は
帰ろうとしたももさんを部屋に閉じ込めた
何時間も何時間も
ももさんは悲しそうに
「帰るね」と言った
こんにちは
自由奔放で波乱万丈だけど
なんか切ない内容ですね・・
でも、自由奔放なももさん楽しそうだね。
投稿: pauchin | 2011年11月 7日 (月) 21時09分
pauchinさん、ありがとう。
時々心が壊れていたんです。
そんな時は好きだと表現されても、
とにかくわからなかったんです。
今も、そうかも・・・。
あっ、この方はね、
その後結婚されまして、
お幸せそうでしたョ。
きれいな奥さまでしたぁ
投稿: もも | 2011年11月 8日 (火) 08時46分
いいんじゃないですか、自由奔放なももさんっていうのも。それにしても、その「僕」も行動力がありますね。その行動力で、(ももさんよりはくらべものにならないけど)ステキな奥様を射止めたのでしょうね。
投稿: Frank-Ken | 2011年11月 9日 (水) 21時10分
Frank-Kenさん、ありがとう。
ずいぶん、
おモテになる方でしたね。
ももさんはその方を、
好きにはなれなかったですけれど。
帰れなかった時は、
真面目に怖かったです。
投稿: もも | 2011年11月 9日 (水) 21時22分