木の小舟からみえる景色
夢みたいな相手を
現実に変えることは
時のうさぎとサイコロが決めること
細胞のパズルのピースは
どこかへ消えてしまい
猫の鳴く声が
いつもより甘く聞こえる夜と夜の挟間
胸が痛いのは
私が彼を想っているから?
心奪われたのはいつ?
私が知りたいのは
彼の体温
私が覗いてみたいのは
彼の瞳のなかに映っているもの
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夢みたいな相手を
現実に変えることは
時のうさぎとサイコロが決めること
細胞のパズルのピースは
どこかへ消えてしまい
猫の鳴く声が
いつもより甘く聞こえる夜と夜の挟間
胸が痛いのは
私が彼を想っているから?
心奪われたのはいつ?
私が知りたいのは
彼の体温
私が覗いてみたいのは
彼の瞳のなかに映っているもの
ふたつの星がひとつになって
静かに輝く
目を閉じた輝きは星砂になり
ふたつの巻貝が星砂をゆっくりと転がる
長い間
星砂に描いた言葉は
信じることで溶けてはまたながれて
指先は絡まりながら
夢あるできごとを願う
切なさを映し出す月と
風が運ぶ木の葉
大切なものだけを見ている白い魚と
フラワーノートの香り
もったいぶる彼と
時計を持ったうさぎみたいなわたし
手袋を片方落としながら
マフラーをぐるぐる巻きにして
ブーツを半分履いて
走って玄関を出た
いつもおっとりさんの私が
今日ばかりは
なんだか慌てていた
とにかく時間がない気がして
森の土を踏んだ時
わかった
とても後悔した
お月さまから来たうさぎはどこにもいなくて
風も吹いていなかった
お気に入りの木のトンネルの小道は
ひっそりとしていて
呼吸が苦しくなった
すぐ帰ろうとしたけれど
やっぱりしばらく森にいようと思った
夕日も見たかった
持っていた薬は持ったままで
自分の呼吸音が聞こえる
ぼんやりと時間が過ぎる・・・
男性を待つことも
自分から
好きだ好きだと言い続けることも
人生初だから
慣れないことは
疲れる
そんなことを思った
お気に入りのカエデの木と
その木に寄りかかって見える素敵な光景を
見つけたけれど
今日は私
慌てていたから
結べるリボンを持っていなかった
大切な人に
心配をかけてはいけませんね
わたしだって
とても大切に思っているのだから
明日会えないかもしれない
あの人には
伝えなければいけませんでしたね
私が
何を大切にしているのか
何を愛しているのか
素直な気持ち
今日しか伝えられないこと
言葉にのせる想い
あの人を失うなんて
想像を絶する悲しみ
生きた心地がしない
ずっとわたし
きれいにならないようにしてきました
トラブルを避けてきました
でも
きれいになる!
そう決めました
公開した写真より
ずっときれいになります!
愛されないという ことは不運であり
愛さないということは不幸である・・・
ならば愛しているわたしは幸せである?
青い折り紙が幾重にも存在して
折り紙の持ち主がわからない
粉々に割れたガラスが
もう戻れないことを口ずさみ
割れると先が鋭くなって
胸に突き刺さるのだと歌う
割れる前はどんなだったのか
思い出すこともできない
困難な場面に直面した時に
持っているスキルを発揮して
気持ちをコントロールしなくてはいけないでしょ
でも
乗り越える強い気持ちは
ガンバリズムでは育たないみたい
人からたくさん認められた経験を持つ人ほど
他人が自分の意図と違う行動をとっても
許せるんだって
精神的に満足のいく生活を送っている人ほど
嫌だなと感じた時に
仕方がない・・・頑張ろう・・・と
思えるんだって
肯定的な自己意識が大事
頑張っているけれど不安な時
「それでいいと思うよ」
そう言われるときっと元気になれる
魔法みたいな言葉です
だから時々わたしは言います
「うん それでいいと思うよ」
どれだけ彼のことが好きなのか
よくわかった
途方もなく好き
長い間何も変わらず彼が好き
話す時の癖も
厳しい目線も
険しくなる目もとも
時々眉をしかめているところも
笑った顔も
笑った時の目じりも
照れくさそうに話す口元も
大丈夫の言い方も
相手に踏み込むような眼差しも
ストレートの髪も
彼の手も
彼の声も
とにかく全部大好き
目に見えることだけではないけれど
笑顔が見れて
声が聞けて
本当に嬉しかった
どれだけ今
私が幸せに思っているのか
彼に伝えたかった
でも
何も言えなかった
帰る時
一度だけ彼の背中を見た
電車に乗ったら
いつまでも好きな自分が
幸せだった自分が悲しく思えて
ずっと目の前が
涙でゆらゆらして見えた
青空の彼に会いたい・・・
その願いが叶う時が来たので
愛されるために
願掛け断食をした
彼のことが好きだから
2週間食べなくても平気だった
食べなくてもいいくらい好きなんて
おかしなわたし
こんなこと初めて
ここまで人を想ってきたことも初めて
だけれど
不安で仕方がなかった
迷惑なのではないか・・・
ふと立ち止まったけれど
やっぱり歩いた
何度も何度も
コーディネイトした服を着る
朝から家族のランチを大量に作って
お掃除してスマッジングして
感謝の気持ちを伝える
お洗濯して青空に祈る
にっこり笑顔
それから
かわいくメイクして
もも色にネイルする
トリートメントした髪をブロー
お気に入りの小物を身につけて
コートを着てブーツを履く
イッテキマス♡
緊張するってこんな気持ち?
緊張するという気持ちと
怖いという気持ちを間違えていたかも
緊張しているのではなくて
今まで怖かったのね
いつからだろう・・・
さぁ
彼に会いに行こう
人はみんなひとりで生まれて
ひとりで死んでいきます
始まりも終わりも
ひとりですね
固い絆で結ばれた人とも
必ず別れが来ます
別れがきた時に
悔いを残さない道はただひとつ
どのようなときも
大切なひとに
精一杯の想いをこめて向き合う
それだけです
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