瞳がね

瞳がね

ゆらゆらとゆれるのです

胸がドキドキと

瞳がゆらゆらと

だから作品も

右に左にゆらゆらと

走っていないのは誰だろう・・・

情熱がないのは誰だろう・・・

隣の部屋の男性

以前私が

ロフト付きワンルームのアパートで

ひとり暮らしをしていた時の話

隣に男性がひとりで暮らしていたのは

なんとなく知っていた

ある日

私が自分の部屋の玄関を開けると

私の部屋の真ん中に

なぜか隣の部屋の男性が立っていた

彼女にふられたから

何もかも嫌になって

ベランダを登って

私の部屋に入って来たとのことだった

よく見ると同じくらいの歳で

優しそうな男性だった

怖かったけれど事情を聞いて

部屋に帰ってもらうことにした

男性から

「ベランダから？玄関から？」と

聞かれたので

「玄関から」と

答えた

後で考えると

間抜けな会話だった気もするけれど

警察には通報しなかった

それからしばらくして

男性に

自分の部屋にインスタントラーメンがあるので

一緒に食べないか？と言われて

断われなくて作った

胃に悪いから 卵を入れようね・・・

なんとなく私がそう言ったら

男性は

「優しくしないでくれ」と言って泣いた

別に卵を入れようとしただけだけれど…

それから時々玄関から出て

通路で

お互いくだらない話をしたけれど

彼はいつも笑顔だった

お詫びだからと

いろいろと親切にしてくれた

私には彼がいたから

いつの間にか離れて

お互い気にもしなくなった

しばらくして

その男性が女性と指輪を選んでいるところを

偶然見かけた

幸せそうだった

私は気付かないふりをして通り過ぎた

ちょっぴり私も

幸せな気持ちになった

ももいろ

私の胸元の

かわいい森のペンダントもご覧くださいね

今日は肌寒いので

ももいろの長袖を着てみました

デジブック『 ももいろ 』
http://www.digibook.net/d/0785c99fa15d2e30f2a025848a5387df/?m

季節は変わりますね

ジムノペディお楽しみください

七色

静かに彼のことを好きになった私は

愛していると言われることもなく

何かをいただいた訳でもない

彼がそこに存在するだけで

ずっと好きでいる

もう長い間

自分でも呆れるほどに

大切にする・・・

というにもきっといろいろあって

大好き・・・

にもきっといろいろある

始めるのもよし・・・終わるのもよし・・・

七色に変わる私はいつも色が違う

小説もどき

小説もどきが できあがりました

昨日雨が降ったので

部屋干しをしていて

だから私の後ろにハンガーが写っています

一応・・・

ハンガーの前の私が

ガムランボールの女・・・

ということでお願いしまーす

デジブック『 恋の館 』
http://www.digibook.net/d/4f8483f7a09c2e3866c33da42c5b479d/?m

よかったらご覧下さいませ

青いもの

青いもの

遠い海の色　

ハワイアンブルー　ベビーブルー　サムシングブルー

今日の空の色　

青い花　青い鳥

きっと彼が好きな色

一度も訊いたことはないけれど

信頼の色　誠実な心の色　癒しの色

だから

ハワイアンブルーとベビーブルーが好きだと思うの

私もね

ブルーが好き

夢のち涙

夢の中で彼からメールが届いて

内容を読むと

会う時間と場所を決めてくれていた

嬉しかった

大事な仕事先で少し時間を確保できそうなので

１時３０分にね・・・

とあった

私は

もう少し日頃からキレイにしておけばよかったと

後悔しながら

急いで支度をしていた

だけれど

嬉しくて慌てていた

彼は誰かの心臓の具合が悪いから

短時間しか会えないと言っていた

そちらを優先してもらっていいと

連絡しようとして

約束の時間が過ぎてしまった

もう過ぎている・・・

会えないのだと思った

すると

大勢の人のなかを歩いている彼が見えた

そのまま行ってしまいそうだった

彼は私を見つけて笑った

私はひどく安心した

そして私も笑った

何かお話しをしたけれど

夢の中の私が

涙が流れていることが気になって

よく覚えていない

もう会えなくてもいいと思っていて

そんなことを言った気がする

彼が

かわいいけれど　ぽっちゃりだね

と言った

私が怒ってふざけていると

彼の表情が悲しくなって

目が覚めるのだとわかった

「ありがとう」

夢で会えて嬉しかった・・・そう伝えた

彼は私を見ていたけれど

そのまま彼がぼやけていくみたいに目が覚めた

大好きだということは

伝えなかったけれど

もうわかっているよね

嬉しくて悲しくて

目が覚めてからしばらく泣いて

また泣いた

今日は

いろいろな人や物に

感謝したくなる日になった

その他

ブルームーン・・・

願いが叶う月の光を表現してみました。

ブルームーンの日、

足にガラスが刺さったことが悲しくて、

この作品が完成しました。

デジブック『 その他 』
http://www.digibook.net/d/c344af97b01a2e30660fa5b0ba4b47cb/?mよかったらご覧になってみてくださいね。

BGM「楽園」も一緒にどうぞ。