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2014年8月に作成された記事

2014年8月25日 (月)

出しそびれた夏の絵葉書

何年も前に

マンションの中庭に鈴虫の卵を置いた

だから今年も鈴虫が鳴いている

きれいな音で嬉しい

最近植栽の大規模な手入れがあって

鈴虫のことを心配したけれど

あちらこちらで

ちゃんと鳴いていてよかった

消毒は唐辛子らしいから平気?

中庭の鈴虫が鳴いたら

青空の彼に恋をした秋がやってくる

何年たっても

今も

おかしいくらい彼に

恋をしている

壊れたカメラを充電してみたら

まだ使えそうだったので

ひまわりを撮って絵葉書にしてみたCollage35出しそびれた夏の絵葉書 かしら

絵葉書には

言葉にならない思いがいっぱい

詰まっていた

2014年8月19日 (火)

逆立ちのおじちゃん

初めてのクッキーを焼いた

ちっちゃなわたしは

我が家に遊びに来ていた伯父に

クッキーを食べてもらおうと

張り切っていた

当時わたしは

税理士をしている伯父を

逆立ちのおじちゃんと呼んでいて

父に似ていて

ゲジゲジ眉で笑う

優しい雰囲気のおじちゃんが

大好きだった

なにせおじちゃんは

逆立ちしてとお願いしたら

すぐに逆立ちをしてくれたのだ

焼きあがったクッキーは

まっ黒で

もう一度焼く時間はなかった

逆立ちのおじちゃんに

食べてもらいたかったのに・・・

そう肩を落とすわたしの

持っているお皿には

燃え残りのようなクッキーが

並んでいた

おじちゃんは近づいてきて

クッキーを

もしゃもしゃと食べ始めた

おいしいよ

ありがとうね

そう言いながらどんどん食べた

わたしは驚いて

ぽかんとしていた

おじちゃんの口のまわりは

炭を食べたように 黒くなっていて

ちっちゃなわたしは

とても胸が痛かった

ももが焼いたのだもの

おいしい おいしい

上手だね

ありがとう

そう言っておじちゃんは

口のまわりが黒いまま

忙しそうに帰って行った  

瞼は重く悲しく

わたしは眠る

でも君は眠らない

どうして眠れない?

食事を口に入れず

眠れない

ずっと水が流れる

水の音のなか

わたしの瞼は重く

悲しい

2014年8月12日 (火)

空を泳ぐ

夏休みに入って

ぎゅうぎゅう電車の外出がなくなって

安心していたら

毎日車でとある場所へ外出しなければ

いけなくなった

立体駐車場から車を出しながら

朝はご近所のかたに

ご挨拶をするのだけれど

用事ついでに

ついついコンビニに寄り道をして

帰る頃には駐車場に誰もいない

いつもトンボだけが

同じ時間に

同じ場所を

いったりきたりしながら

わたしの空を泳いでいる

見上げた空はあまりに青くて

思わず写真を撮ったCollage41彼に「青空の彼」というニックネームを

勝手につけるなんて

彼もトンボも

知らないことよね

エレベーターに乗って降りると

玄関ポーチに

アルプスの水が届いていた

2014年8月 8日 (金)

きゅうりと手紙

実家から宅配便で届いたきゅうりを、

からし漬けとピリ辛きゅうりにしていただきました。Collage5

小さい方がからしです。

いつもはきゅうりをくだいて作るのですけれど、

今回は食べやすく輪切りにしてみました。

届いた野菜が傷む前に、

料理しておかなくては。

今年は実家へ帰ることはないので、

父と母の顔を見ることもなく、

お墓参りも、

家事の手伝いもできないのですけれど。

ふたりとも元気そうにしているので、

ありがたいです。

親孝行なんて、

いつできるのでしょうか。

重い宅配便の箱には、

くずきりや佃煮セットも入っていて、

きつく縛ってある紐をほどくと、

びっしりと詰め込んであるものが、

一瞬持ちあがったように見えます。

両親が、

あれもこれもと入れてくれた思いが、

伝わります。

母からの手紙を読みながらひとり、

苦笑いをしました。

2014年8月 5日 (火)

ぽっぺんの唄

小窓から落ちたビードロワレタ

夢二の夢も ワ レタ

だから花火がみたいの

きれいな花火

ねぇ連れて行って

みたいのよ大きな花火

はやくはやく

一緒にたこ焼き買って

落とさないよう気をつけて

金魚はすぐに金魚鉢に入れませう

ヨーヨーは

おでこにのせて遊びませう

思い出は

ヨーヨーはなかなかワレマセヌ

ワレマセヌけれど

暑い夏の日はちいさくなって

ぽっぺんと唄うのよCollage3   

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