6度目のバレンタインを終えて
彼にチョコレートを渡してから
6度目のバレンタインだった2月が
終わろうとしている
はじめの頃はただ
逢えなくなった彼に
もう一度逢いたかった
なぜか一生逢えないような気持ちになって
苦しくて
ぐすぐすと涙を流していただけだった
だけれどいつからか彼の存在が
わたしに勇気をくれて
逢えなくても
読んでもらえないラブレターを
描き続け
昨日なかった花が今日は咲いている喜びを
知ることができた
彼がどれくらい素晴らしいひとで心を痛めていることが
どれくらいあるのか知らないのだけれど
5年も6年も恥ずかしいくらいに
変わらず遠い彼を好きでいる
これは紛れもない真実でいつまでも
今も彼に
勇気をもらっている
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