風
風よ運んでおくれ
彼のところに
胸の痛みは運ばなくていいから
おっちょこちょいのわたしは秘密でいいから
元気なわたしがどこまでも大切に
そして彼を大好きだと
思っている
ということを運んでおくれ
彼を幸せにはできないかもしれないけれど
彼の氷を溶かすことはできないかもしれないけれど
きっとくすぐったい風が彼のまわりに
吹くだろうから
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