小さな魚
スイレンの葉のうえに
小さな魚たちが
のっていた
葉の水のたまに
魚たちが入って
重さでスイレンの葉が
沈んで
魚たちは池へとすべり落ちている
そんなに慌てて
お日さまに近づこうとしても
お日さまには
届かないよ
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スイレンの葉のうえに
小さな魚たちが
のっていた
葉の水のたまに
魚たちが入って
重さでスイレンの葉が
沈んで
魚たちは池へとすべり落ちている
そんなに慌てて
お日さまに近づこうとしても
お日さまには
届かないよ
夢のなかに
いるかのように
薄暗く
時に輝き
時に鮮明になるさまを
描いてみました
よかったらご笑覧ください
デジブック『 水鏡 』
http://www.digibook.net/d/bb148df3a1da0230780ea7b6b64ac699/?mBGMは水の反映です
静かな夕暮れになると
鈴虫の音色がきこえる
わたしが卵をまいたから年々
鈴虫が増えて
素敵なオーケストラに
なっている
風と音色が一緒に流れてなんとも心地よい
ふと今年初めてコオロギが
ひとり参加していることに
気づいた
コオロギなら燕尾服に蝶ネクタイで
胸を張って
ヴァイオリンを弾いていると
思ってしまうのは
なぜかしら
鈴虫に負けない大きな音色にびっくり
わたしより恋の歌は上手かもね
あなたはいるのかしらと思うと
なぜだかとても淋しくて
心が乱れます
いつまでも大好きでいつまでもラブレターを
書いているわたしを
あなたは笑うかもしれないけれど
わたしはねこう思うの
あなたを必要としているひとのために
大切なひとたちのために
いい日をお過ごしくださいって
だってわたしはあなたを心から尊敬している
そしてお疲れさまは言えないけれど
いつも応援しています
なにかわたしにできること
お役にたてることは
ないかしらと
考えたのよ
だけれど平凡なわたしには
お役にたてそうなことが
ないの
ただあなたをいつも思っています
どうかお元気で
何も持たずに裸で生まれて
最後の時は何も持って行けない
磨いた魂は持って行くのかもしれないけれど
それだってわからない
もし生きているうちにすべて失ったような
気持ちになったとしても
少し悲しんだら終わりにしよう
そもそもわたしたちは初めから
何も持っていなかったのだから
騒がなくていいのさ
それに荷物は軽い方がいい
あれもこれもと欲張れば
荷物が重くて
疲れるからさ
連絡をしてきたのは
青空の彼ではなくて
幸せな時間は
嘘の時間でした
何度か
こんなことがありましたね
立ち直るまでしばらく
時間がかかりましたけれど
もう一度
丁寧に
ラブレターの続きを
描きます
彼が知ったら
呆れるでしょうね
誰かの幸せを
素直に喜び
わたしに与えられた幸運に
感謝する
わたしの胸には
純真な
ジャスミンの花が咲く
小さな白い花は
風に吹かれて
空に舞い上がる
青い青い夏の空に
舞い上がる
ひとはすぐに
どちらかに走りますけれど
温故知新というように両方を知ることで
道が開けてくるのでしょうね
わたしは古いも新しいも
よく知らないのですけれども
旬の夏野菜は
体を冷やしてくれて
おいしいですよね
今回はピーマンに
お豆腐と鶏ミンチを入れて
ポン酢とわさびで
あっさりといただきます
ピーマンはいただきものなので
形がいろいろ
じゅーじゅーと
焼いているところです
おいしくなーれ
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