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2015年9月に作成された記事

2015年9月29日 (火)

遺言帳を書きながら

遺言帳を書きながら

お袋の味は何かしらと

家族に質問してみた

ほうれん草の和風ココット

まさかと思いながら

レシピを書いておこうとして

ふと手を止める

とにかく手作りで

おいしいものをと

いろいろ作ってきたけれど

ココットとはね

少しがっかり

どうやら

わたしのココットは

注文することのできない

味らしい

なにせ

母から教わった料理だから

遺言帳

今年になって

ちょっとした病気が続いて

喘息も悪化して

コントロールできなくなった

喘息で亡くなるかたは多く

わたしだって

いつどうなるかわからない

きっとその時は

突然やってきて

伝えたいことを伝えられないだろうと

思った

だから少し前から

わたしがいなくなった時に

残された家族が読む

遺言帳みたいなものを

書き始めている

わたしがいなくなれば

困るだろうことを考えてみたら

案外たくさんあって

ひとりで抱えてやってきたと

よくわかった

長い間には

信頼できるひとや場所にも

巡り会えていて

相談先を

書いておくことができた

2015年9月27日 (日)

言葉を並べただけ

雪月花の

月は美しい

万感の情緒

希望を季節に寄せて

月に想い

花を唄う

慕う心のときめき

自然を通して大切なひとと

つながっている

感動を歌に詠み描く 言葉で表せない魅力を

知ろうとすることが

感性を磨く

2015年9月24日 (木)

森のパン屋さん

お気に入りのパン屋さんは

森にあるのだけれど

外観は

おしゃれでちいさな山小屋

紅葉デートにいかが

といった雰囲気

網かごにパンが入り

少しだけ売られている

テラスには

木のテーブルと椅子があり

イートインできる

テーブルにはいつも

レトロガラスの一輪挿しが

ポツンと置いてあり

季節のお花が一輪

咲いている

色あせた木目にお花が

よく似合う

天然酵母のシンプルな

オーガニックパンは

なかなかお目にかかれない

かためで砂糖を使っていない

体に優しいパンで

じんわりとおいしい

鳥のさえずりと

美しい森の風景

眼下を流れる川のせせらぎに

癒されて

コーヒーの香りを楽しみながら

うっとりとしていたら

木のお皿にのせられた

ほんのりあたたかく

均等にカットされたパンが

運ばれてくる

2015年9月21日 (月)

ベレー帽とキンモクセイ

実家の庭を造った時

母方の祖父は張り切っていた

ベレー帽をかぶった

おしゃれな格好の

庭師さんだと驚いていたら

祖父だった

祖父は枯山水が好きなので

庭師さんに

あれやこれやと指示をして

うるさがられていた

完成した庭の角にある

ひときわ大きな木が

キンモクセイで

祖父からのプレゼントだった

ここまで大きなキンモクセイは

なかなかないのよと

母が嬉しそうに言った

花が咲くのかしらと

わたしはキンモクセイを

見上げた

2015年9月19日 (土)

香りの手紙

青いみかんの

指先にうつる香りを

嬉しく思い

 

きれいな青に魅せられる

 

甘酸っぱさに

歌ってきた恋の歌を思い

少しうつむく

 

気づけば

祖父が植えた

大きなキンモクセイの

香りがする

 

オレンジの小さな花は

目の前に

咲いているかのような

甘い香りを

わたしに 届けている

 

息を吸い込んで

今日ほどきれいな空なら

ひとりで歩いて

ひとり旅に出ても

いいのだろうと想う

2015年9月18日 (金)

父の影響

父の影響で

お遍路さんになってみたいと

幼い頃から思っていて

いつかひとりで

道端に咲く花や

お接待に

心から感謝をしながら

歩いて巡ってみたいと

考えています

ひとりで歩いても

御大師さまと

ふたりなのだそうですね

2015年9月17日 (木)

露骨な

愛の渦という映画を観た

映画の感想を書くのは

初めて

男性がそろりそろりと

動いて

女性に話しかけているところが

滑稽だった

わたしが描いている

愛や恋とは

比べものにならない

本質的で

露骨な世界だったけれど

男と女

行き着くところは

そこなのかしらと

変にすっきりとした気持ちに

なった

そのあたりを

ごまかしたりぼやけさせたり

美しく描いている映画が

粗末にさえ思えてくる

凄まじさに感動して

いやらしさを

忘れてしまい

しばらく

おかしな感覚でいた

印象に残る

いい映画だった

2015年9月12日 (土)

お米を洗っていたら

お米を洗っていたら

5粒くらいの米粒が

床に落ちてしまったので

小鳥にあげたいと考えて

雨が降り止むまで

カウンターの上に置いておいた

今日は晴れて

風も気持ちよかったから

よしと思って

バルコニーのジャスミンの横に

そっと米粒をおいた

けれども

きれいに洗って干している

スニーカーが怖いのか

小鳥が遊びにきてくれない

この前白い石を

雀が米粒と間違えて

つっついていたから

おなかがすいているのかと

思ったのだけれど

お庭にも

バルコニーにも

小鳥がいない

今朝の地震のせいかしら

早く食べにおいで

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