香りの手紙
青いみかんの
指先にうつる香りを
嬉しく思い
きれいな青に魅せられる
甘酸っぱさに歌ってきた恋の歌を思い
少しうつむく
気づけば祖父が植えた
大きなキンモクセイの
香りがする
オレンジの小さな花は目の前に
咲いているかのような
甘い香りを届けている
息を吸い込んで今日ほどきれいな空なら
ひとりで歩いて
ひとり旅に出ても
いいのだろうと想う
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ももさんの詩には、おじいさんやおばあさんの
お話がときどき入っていますね。
ももさんが生まれてきたところの人々が
ももさんを守っているようで、いいなと思います。
しっかり根っこがあるから、
ももさんは自由に飛んでいくことができるの
だろうなと思います
投稿: ふうちゃん組 | 2015年9月19日 (土) 18時35分
ふうちゃん組さま

本当ですね、
よく誰からも愛されていない
ような気がするのですが、
そんなことないのでしょうね。
ありがとうございます
実家が遠いので、
思いを馳せることが
多いのかもしれません…。
両親に会うのは、
何年かに一度ですから。
父はとても頭のよい人なのですが、
とにかく優しすぎるので、
父方の祖父が亡くなっている
ということもあり、
母方の祖父が
我が家のご意見番でした。
時々思うんです。
子育てのことで、
亡くなった祖父なら
こんな風に言うかな?って。
実家のお庭に、
それは大きなキンモクセイの木が
あって、
祖父からのプレゼントでした
投稿: もも | 2015年9月20日 (日) 13時25分