病院がお休みで
喘息の吸入薬がなくなったことに
気が付いて
慌てて病院の予約をしようとしたら
近所の先生がまさかの
長い夏休みに入っていた
きっと実家に帰っていらっしゃるのでしょうね…
予備を探したけれどもどこにもない
吸入薬がなかったらと想像したら怖くなった
それから思いつくところに相談したけれど
打つ手はなく
以前入院してお世話になっていた総合病院に
久しぶりに行くことになった
相変わらず忙しそうな病院で急いで歩く先生
多くの患者さん
看護師さんの声タンカーで運ばれるひと
つらそうなかたを横目に
いつから通院しているのかなどを
わたしは書類に書き込んだ
長い間通院しているのね わたし…と
思った
いとこが肺の病気で亡くなったので
そのことと
喘息があまりコントロールできていませんということを
遠慮ぎみに書いた
すぐに吸入薬がいただけたので安心しながら
その他のお薬が飲みやすくなっていて
感激した
やっぱり近所の先生喘息に詳しくないのね
それより旅行の時は発作止めを
忘れないようにしなくちゃ
じりじりと照りつける日差しのなか急に心細く
淋しい気持ちになった
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