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2016年10月に作成された記事

2016年10月31日 (月)

涙ポロリ

スポーツ観戦や

学園祭で

わたしは思う

観戦や鑑賞は楽しくて好き

なのだけれども

キラキラと輝く

透明な玉が

弾けるような青春や

汗とくやし涙を

流し続けた日々

なんてものは

わたしにはなかった

去年は

スポーツ観戦の後に

だじゃれじゃないけれども

病気に感染

学校行事に参加して

息子のためにと

無理をすると

翌日には体が痛くて

痛くて

顔がパンパンに

むくんでいる

わたしはもしかしたら

何も

できないのではないかしらと

ひとり考えて

不安になる

もちろん

学園祭で踊る人たちみたいに

踊り続けることなんて

できない

歩くことさえ

足が重くてつらい時が

あるのだから

わたしはきっと

透明な輝く玉を飛ばすことも

涙を流し

体の痛みに耐えながら

なにかに挑戦することも

できなかった

社会に出るには

挑戦する根性や

納得のいかないことを

受け入れていく力が

必要だったのだろうけれど

愛嬌だけで

乗り越えてきたような

気もする

同じ体の痛みでも

わたしの体の痛みは

悲しい痛みに思えてきて

ポロリポロリと

涙が流れた

2016年10月17日 (月)

月と彼

しばらく前のことに

なるけれども

青空の彼が

わたしの生まれ故郷を

お仕事で訪れていた

わたしの故郷は

彼にとって

どのような印象だったのかしらと

思ったけれども

そんなことさえ

わたしは知るすべがなく

美味しいものを

食べたかしら

美しい景色を眺めたかしらと

ひとり ぽつりと

想った

確か月がきれいな頃だったから

月が輝く空を

見上げたかしらとも

考えたっけ

そうそう

彼が

わたしの故郷に訪れたということが

ちょっぴり

嬉かった あの日

昨日月がきれいだったから

だからまた

嬉かったことを今日

思い出した

いつもそこにいるのに

この思いが届きそうで

届かない月の心が

どういうわけか

大きくて丸いのだと思えて

だから

何度でも彼を思い出す

こんなわたしを知ったら

彼はきっと笑うでしょうね

2016年10月14日 (金)

ゆるゆるな毎日

今年は

気圧の変化や気温差が

激しかったから

喘息のわたしは

いつもになく

つらい日々となった

無理をしない

ということも

少し覚えた

青空の彼のことも

青空を眺めてぶつぶつと

詩を考える

くらいにして

無理はしないことにした

不思議な種

ネットショップをやっていると

仕入れをしなくてはいけないのだけれども

大切にしているうちに

ついついお気に入りになってしまう

だけれど

古い物には

それぞれ事情があって

風邪をひくみたいに

何かにアタルことがある

だから早めに

手放すべきものは

手放してしまいたいこのごろ

ずいぶんと目利きも

できるようになってきた

そんななか

一目惚れした象の置物に出会った

500円

しばらく悩んで購入した

その象はぷちぷちでぐるぐる巻きに

されていたのだけれども

ひとつぶの

かわいらしい種がくっついていた

お店に訊いてみると

全く覚えがないそうで

近くにひとつも

種や草花はないとのこと

どんなお花が咲くのか楽しみだから

植えてみたいと話したら

お店のかたが

汚い包装をしてしまったのかと

心配そうにしていた

まるで象が持ってきたような

かわいらしさだったものだから

お花が咲いたら

お知らせしますねと話して

種をバルコニーの大きめな

白い鉢に植えた

誰かのために

わたしは青空の彼のために

何かできたのでしょうか

たいして誰の役にも立っていないと

いつも思うのだけれどと

時々考えていた

そんなわたしに

素敵なメッセージが届いた

長い間

病気をされていたかたが

わたしのネットショップを見て

コメントをくださった

抗がん剤治療を続けて

気持ちに余裕がなかったけれども

自分と同じ歳の

アクセサリーを見て

いとおしく感じられ

ショップを覗いていたら

久しぶりに

ホッとすることができた

それは

わたしの説明文や写真

ショップの雰囲気から

人柄だったり

優しさだったりを

感じたからで

説明文を読んでみたり

写真を眺めてみたりしていたら

安心できて

とても素敵な気持ちになれた

感謝していると

書いてくださっていた

わたしはただ

アンティークアクセサリーや

お洋服が好きで

ヘタな説明と写真で

のんびりと

楽しくやってきただけだから

本当に驚いた こちらこそ

ありがとうございますと

お答えして

わたしも

アクセサリーも

そんな風に思っていただけるなんて

幸せですと

お返事した

2016年10月 7日 (金)

おばあさまファン

ファンクラブのはなしの続き

なのだけれど

おばあさまが

わたしのファンになってくださった

他の人はそうでもないのに

わたしの名前だけをなぜか

よく覚えていて

わたしのことをいつも

話してくださっているらしい

娘さんから聞いたのだけれども

素敵なひとだねと

いつも話していてくださるらしい

時に涙を流して

こんな年寄りを

気遣ってくださり幸せですと

喜んでくださったり

至らないですけれど

よろしくお願いいたしますと

お礼を言ってくださるおばあさま

こちらこそと

お礼を言いながらわたしは

ほっこりとした気持ちになる

素敵なのは

おばあさまの方

2016年10月 4日 (火)

声を聞きたい

青空の彼が

Googl☆で毎日

海外のニュースを読んでいると

話していたことを

思い出した

わたしのニュースは

読まれてはいないけれども

ぷふ

ここを

青空のラブレター

恋するニュースエトセトラ

なんて名前にしてみたら

どうでしょうと

考えてみる

それから

なぜいつまでも

彼のことが好きなのか

考えてみる

彼に訊ねてみたい

なぜわたしは

あなたのことがずっと

好きなのかしらと

なぜこんなに

会いたくて仕方がないのかしらと

訊ねてみたい

それに

ほんの少しでいいから

声を

聞きたい

欲張らないから

少しだけ

聞きたい

2016年10月 2日 (日)

青空の彼の香り

窓から入ってきた

メロディみたいなキンモクセイの香り

指先の

青いみかんの香り

ふわふわ抹茶ラテの香り

甘いキャラメリゼの香り

わたしの

今日のお茶の時間は

ほっこりと

お気に入りの香りに包まれる

素敵なひといき時間 あっ しあわせ♥ 

思い出の

青空の彼の香りは

甘い香り

お茶の時間に似ていて

幸せの香り

大好きな 香り

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