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2016年11月28日 (月)

祖父がうらやましく思っていたこと

そんな祖父は

武家の血筋のわたしを

うらやましく思っていた

自分には真似できない

生まれもった上品さがあると

よく話していた

わたしの父方の

知的で人徳のある家系を

気に入ってもいた

ただ父方の

そうそうたる肩書きが好き

だったのかもしれない

そんな風にも見えた

祖父は世話好きなひとで

仲人をよくやっていたのだけれども

わたしのことを勝手に

美人で家柄もよく

引く手あまただろうからと

悪い虫がつく前に

なんとかしなくてはと

話していて

いつも心配していた

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