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長いラブレターを
描いてきて
片思いが8年になろうかと
しているのだけれども
その間には
パソコンが壊れたり
カメラが壊れたりと
最終的に
文字だけになってしまった
ラブレターこのごろ
青空の彼については
誰でも
ダメなところや
なんだかな
というところはあるから
彼に何を期待して
何を求めているのか?と
問われたとしても
特に何もない
自分の年齢も
あるのかもしれないけれども
何か目的があるのか?と
問われたとしても
特に何もない
あるとしたら
彼のポケットに
一緒に手を入れてみたい
くらい
男性とは案外
女性よりデリケートで
弱いのではないかしらと
男の子を育ててきたから余計に
思う
ただ
青空の彼のことを考えると
ひ弱なわたしは
ほっこり元気になれる
ちょっと声を聞いたり
姿をみたり
メリークリスマスや
明けまして
おめでとうございますが
伝えられたら
そんなことがいつかできたら
嬉しいのにと
あきれるくらい
もう何年も考えている
いつまでも
あきれるくらい
それは毎日 毎日
彼のことを考えている
読者のみなさま
今年もお世話になりました
長いラブレターに
おつきあいくださり
ありがとうございました
どうかよいお年をお迎えください
お餅を食べ過ぎちゃ
ダメですよ
なぜだか最近
青空の彼が外を眺めながら
休憩をしていて
そんな時に
わたしのことを
ふと考えているような光景が
目に浮かぶ
本当に好きなひととは
離れていても
心がどこかで繋がっていて
会うことはないけれども
お互いの幸せを願い
ふとした瞬間に
思い出すと心がポッとして
口元が笑っている
そんな存在なのかもしれないと
思った
彼の優しい表情が
思い出される
彼がわたしのことを
思い出す
ということがあるかしら
どうしているかな?と
思い出すことがあるかしらと
考えたら
そんなわけ
あるはずもないのに
わたしの心はポッとして
恥ずかしくなった
クリスマスが
書き入れ時ということを
知らなかった
というより
考えたこともなかった
そんなわたしのネットショップに
初めてのクリスマスが
やってきた
早朝から真夜中すぎまで
寝る暇も食べる暇もなく
大変だった
一年に一度
自分へのクリスマスプレゼントを
わたしのショップで
というわけだから
ギラギラしていて
押されぎみ
ありがたいことなのだけれども
2日目に
疲れてなぜか爪が紫になる
わたしのクリスマスは?
お風呂は?
わたしのごはんは?
サンタクロースは?
わたしのプレゼントは?
夜中に大声で
お問い合わせに対応しながら
愚直を言っていたら
次男がひとこと
ママがサンタクロースじゃない?
そのひとたちにとっては
ママがサンタクロースだよねと
言った
あたたかい部屋があり
ごはんを食べられたら
それだけでいい
幸せなことだわ
感謝して
静かに
クリスマスを過ごす
メリークリスマス☆
素敵なクリスマスを
お過ごしください☆☆
息子のどちらかが
風邪をひくと
風邪が治りそうな食事を考えて
作ったり
部屋の温度や湿度を気にしたりと
慌てるので
他のことはしばらく
どうでもよくなる
息子が
喘息発作を起こしてしまったらと
思うと
うっかり外出もできない
病院に行くなら
予約しないといけないし
そうだ飲み物を
買ってこなくては
いけないとまた
慌てる
それで子供が元気になった頃
ホッとしたわたしは
風邪をひく
それでわたしは
いつまでも治らない
息子の英語の授業に
参加したら
先生はこうおっしゃっていた
文法なんてどうでもいい
何を伝えているかを
考えてほしい
ふと息子を見ると
びんぼうゆすりをしていて
それがいい具合に
先生を見つめて
力強くうなづいているように
見えた
おだやかに
平和を考えさせられる
素敵な授業内容だった
授業が終わってから
満面の笑顔の先生が
次の平和を担う君
といった様子で
息子に話しかけてきた
びんぼうゆすり
しているからだわと
わたしは笑った
とにかく日本語禁止
ネイティブティーチャーによる
単語と文法を
母国語のように詰め込む
ハイクオリティーな授業が
英語の授業だと
わたしは
今までは思っていて
英語は苦手だわと
感じていたのだけれども
学ぶということ
教育とは
平和やこれからの課題とは
などと
わたしも
考えるきっかけになった
あれ?
ちょっと いい女になったのかも?
と思った
なんてね
平和で
素敵なクリスマスに
なりますように
やたらに大きな月をみて
おぼんのような月という言葉を
思い出した
青空の彼を好きになってから
気がつけばやたら
上や前を見るように
なっていた
青い空も
月も
上を向かないと見えない
前も
前だけをみて生きていかないと
みえない
恋をしてよかった
しばらく尾行がなくなったかしらと
期待していたら
そんなことはなくて
同じエレベーターに
今度は若い女性が乗ってきて
目の前に財布を
ポイと落とされたり
いつもの宅配の建物を出たら
若い男性に
トイレットペーパーを
袋ごと転がされたりと
おかしなことが続いた
いつもなら拾うところ
警戒していたので
拾わなかった
体育の先生と喘息の息子と
わたしと
授業中3人で
公園に行ったのだけれども
他には誰もいない公園の
不自然な場所に
ハザードランプを点滅した車が
2時間くらい停まっていたり
学校から出るとまた
ハザードランプを点滅した車が
停まっていて
裏道まで同じ方向に
ついてきたり
あげくに
駐車場に停めていた車の
室内灯がついていたりと
おかしなことが続いた
7時間くらい停めていたから
わたしのうっかりで
エンジンがかからないと
思ったのだけれども
普通に発進できた
何か調べられているとしても
相手が誰かなんて
わからないことらしいけれども
本当にやめて欲しい
長くお世話になっている
病院の先生がたには
精神疾患なし
今までそう感じたことも
ありませんよなどと
言われてはいるけれども
わたしが
おかしいのではないかしらと
気分が滅入る
もう恋をすることなど
さすがにないでしょうと
思っていたわたしに
ひょっこりと恋はやってきた
青空の彼に出会わなければ
「恋」などということも
なんだったのかさえ忘れて
暮らしていたかもしれない
詩を描くことも
すっかりと忘れていたかもしれない
クリスマスやバレンタインも
青空があることさえ
忘れていたかもしれない
だから青空の彼に
ありがとうを伝えたい
わたしの白黒の日常に
青を添えてくれたひとだから
ありがとうを伝えたい
なぜかわたしは
幼い頃に聞かされた
父方の祖父の弟のことが
ひどく印象に残っていて
映像のように美しく
思い出されることがあった
父方の祖父は高齢で
わたしが生まれた時には
もう亡くなっていたので
弟といってもまた
会ったこともないひと
なのだけれども
親族のおしゃべりでは
こう言われていた
身長の低いひとで
稲で見えないのだけれど
稲のなかを颯爽と歩いていて
数学の研究者で
とても頭のよいひとだったと
わたしは幼い頃
稲より小さいひとだと
ずっと思っていて
そんな小さいひとが
黄金の稲のなかを
颯爽と歩いている
まるでおとぎ話のようだと
思っていた
その
会ったこともないひとと
青空の彼が
同じひとのように
思えるのだから
不思議
彼は稲より小さくは
ないのだけれども
たまたま
バイトでいらっしゃった
大学病院の研修医の先生が
わたしを助けてくださった
後で
酸素の量と
ソ☆メドロールの量が
考えられない量だったと
知ったのだけれども
わたしは助かった
喘息ですか
何か虫に刺されましたか
というドクターの大声がうるさく
息をして
できるはず
息をしてと叫びながら
のぞきこむドクターの
顔が見えたと同時に
頭を囲む丸いガラスのなかで
ぱくりと息を
飲み込んだようになり
呼吸ができた
わたしは急にお手洗いに
行きたくなった
救急車が到着した時
血圧が下がり
目の前が暗くなり
細く息を吐くのがやっとだった
救急車のなかではさらに
床に捨てられた金魚
のようになり
酸素をマックスにされた
救急車に一緒に乗った父は
救急隊員とわたしの様子から
死んでしまうのだと思ったと
後から話していた
わたしは三途の川に立ち
息子たちの姿が
川の向こうにぼんやりと見えたような
気がしていた
シャワーをさっとして
ワンピースをはおると
喉のかゆみが突然
痛みに変わった
わたしはふらふらと床に倒れた
味わったことのない
気持ちの悪さで
呼吸ができなくなっていくのが
わかった
母が持ってきた大量の氷で
喉を冷やした
父が救急車と叫んだ
次の瞬間
くしゃみが連続して
20回くらい出た
喉もかゆくて
鼻水も出てきた
急いで帰って
シャワーをあびることにした
食後に
息子達とわんこと
田んぼ道を散歩した
よーいどん
なんて走りながら
すると
長男が石を拾ってきた
わたしはなぜかそのとき
それはべーろん様の石
神様の石で
あの世から
戻ってこられる石だから
あった場所においてきてと
言った
わたしがどうして
そんなことを言ったのか
わからない
わんこが汚れたので
何回かシャンプーをした後
普段食べないような
地元の食材で
夕食を作って食べた
その日は
台風の後の晴天の日で
田んぼには
流れ着いたものが
転がっていて
稲科の花粉は
おそらく大量に飛んでいた
ここまででも
かなりのアレルゲンに
ふれてしまっている
次の大きな転機は
アナフィラキシーショックと
喘息発作を
初めて経験したときだった
実家に帰ったわたしは
喘息の息子を気遣い
マスクをして掃除をしていた
白いほこりがふわふわと
舞い上がった
子供達がボールで遊びたいと
言ったので
倉庫まで取りに行き
棚の上の方の
ボールを取ろうとして
ゴキブリやネズミの糞
のようなものを
頭からばっさりとかぶった
人生には必ず転機があると
いうけれども
第2の転機は
すぐにやってきた
息子たちの父親に
遠い地で出会ったのだ
縁とは不思議なもので
出張先に彼はいた
すぐに結婚が決まり
両方の両親に大賛成され
親族にも友人にも祝福され
結婚した
それにしても
勉強ができるということは
そのひとの
長く苦しい努力の結果なのだから
本当にすばらしいことなのねと
改めて頭が下がり
尊敬 感激することになった
今さらだけれど
先生と呼ばれているひとは
すごいのだわ
だって質問に答えることが
できるのだもの
なんて考えてみたり
勉強は
意味のないように思える内容も
あるけれど
実は
数学なんて物事の考え方を
学んでいるから
やはり意味があるのね
なるほどね
などと考えてみたりした
わたしってやはり
単純なのかしら
長男はいつくらいに
この問題を先生に
どのように教えてもらったか
ということまで記憶していて
塾の先生との
エピソードまで覚えているので
驚いた
わたしも長男に
勉強を教えてもらい
そういえばと
思い出した
次男は喘息などが原因で
勉強が遅れてしまったのだけれども
本当に努力家なので
できるだけ力になりたいと
思っている
三人三脚で
忙しくなかったら
早く勉強を教えてねと
次男にお願いされ
それではと
わたしが
丁寧に考え方を
説明しながら書く
考えかたが大切なのと
言ってはみたものの
げっそりしてきた
難しい問題は長男にパス
なんと
すらすらと
長男は次男に優しく教えている
かっこいい
本当によく頑張って
勉強してきたんだね
ありがとうと
わたしはしみじみと
長男に向かって言った
最近
次男に毎日
勉強を教えているわたしだけれど
難しくてわからない問題が
多くなってきた
先生に教えてもらえばいいのにと
話してみたけれども
恥ずかしいらしい
ならば
ということで
ママは数学が学年トップ
だったのよなんて
自慢げに
数学のプリントを持ったものの
あれれ?
難しくてわからなかった
国語は自信があったのに
課題86点
あれれ?
そうでもなかったのね
ラブレター時々を
長く描いてきたわたしだけれど
恋愛を中心に
生活しているわけではなく
恋愛だけに価値を
おいているというわけでもない
寒くなると特に
暖房のあったかさに
幸せを感じる
最近尾行のことがあり
マンションのセキュリティシステムは
本当にありがたいと
実感した
わたしは毎日働いていないので
井戸端会議に参加したり
ボランティアに参加したりして
疲れたりしながら
家事ばかりしているのだけれども
気がつけば
もうすぐクリスマス
ああ
このブログの一番最初の記事が
確か
もうすぐクリスマスですね
だったと思うから
あれから
何年経ったのかしら
ずっと読者でいてくださった
かたがたに
感謝の気持ちを込めて
みなさまがずっと幸せで
いられますように
メリークリスマス
少し前に
血だらけのひと
という記事を書いたのだけれども
その男性を
今日偶然みかけた
亡くなってはいなくて
お元気そうに歩いて
いらっしゃった
少し不安定ながらも
足を引きずりながら
転ばないように
しっかりとした靴をはき
信号待ちでは
ガードレールを持って
立っていらっしゃった
ああ 良かったと
心のなかで思いながら
わたしは静かに
通り過ぎた
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