髪をわける
青空の彼の
見ている風景と
わたしが見ている風景は
まるで違う
彼は私の知らない世界を眺めているだろうし
わたしは洗濯物や食材を眺めている
彼は髪をいつも右寄りにわけているので
わたしも右寄りにわけてみた
だからといって同じ風景が見えるわけでもなく
少し髪が
盛り上がっただけで
へんてこで笑えた
彼の好きなものを知りたくなった
« 力一杯のおめでとう | トップページ | 白衣にアイロン »
コメント