青空の彼の夢
初夢は叔母の夢で
息子たちに美味しいものを
食べさせてあげなさいねと
言われてわたしが叔母に
ハグするという内容だった
今年は毎年現れた糸が現れずに
2日に小さく短い糸くずを見つけた
そして昨日不思議な夢をみた
夢のなかのわたしは椿姫を観ている
椿姫だとわかって観ている
ポッチャリとしたテノール歌手が響き渡る声で歌っていて
わたしのとなりには
青空の彼がいた
熱心に歌う男性を見ながら彼はわたしに
少しおどけた様子で
イタリア語なのかしら
ひとフレーズごと
イタリア語を日本語に訳して
繰り返し耳元で伝えてきた
目が覚めてさっきの笑顔の男性は
青空の彼だったわよね?
と思った
何を言っていたのかしらと気になって
観るのは初めてだったのだけれども
椿姫をじっくりと観てみることにした
始まってわりとすぐに夢と同じメロディと
イタリア語?が聞こえてきて
わたしは驚いた
乾杯の歌が終わり具合が悪くなった椿姫に
なんて名前だったかしら
男性が告白する場面
あっ彼が何度も翻訳していたのは
告白の言葉
ここだわと思った
椿の花を椿姫が
なんて名前だったかしらの男性に
渡すまでの言葉
そうメロディも同じ不思議なこともあるものねと
思いながら
この内容を
彼がわたしに伝えたいと
思っていたら
幸せなことだけれども
ぜひオペラを観に行ってみたいと思った
なんだか素敵なのだもの
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