青空の彼の言葉
僕もストレスがあるけれどね
ももさんもストレスある?
彼がそう言ったので
わたしは はい…と言いながら
うつむいた
よかったら僕に話してくれないかなん?
彼はそう言って
うつむいていた私の顔を
覗き込んだ
その時のわたしは困った顔をしていたと思う
すると彼はもしかして
わたし幸せすぎて悩みがないのー
とか?
そう笑いながら言った そんなことないです!とわたしは顔をあげて答えた
わたしの声が
急に甲高く大きくなったので彼は少し
驚いた顔をした
ストレスといっても今に始まったことではないですから
わたしは続けて答えた
その日家に帰ったわたしは
ソファーにうつ伏せになって
泣いた
幸せという言葉が
ひどくひっかかって
わけもわからず
泣いた
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