シカトは悪いことだよ
シカトはいけないんだよ
そう息子が言いはじめてから
パートナーからの無視は
やや少なくなった
大切な話をしようとすれば必ず走ってどこかに行く
たわいもない質問をすれば責められたようだと怒る
話せば怒るか嫌みを言う
見ると怒る というようなことはいまだ続いている
わたしも完璧な人間ではないから仕方がないと
あまり関わらないようにしている
井戸端会議ではダンナが気持ち悪い
むかつく
いるだけで腹が立つ
バカなんだよね
などとみんな話しているから
どこもそんなものなのかしらと思ってもみる
父親はひとりしかいないわけで
父親より優しくしてくれる男性が
いくらでもいるからといって
離婚して
ご縁があってもし
再婚したとして
よほど私が愛されたとしても新しく父親になってくれるひと
なんていないと
わかっている
父親なのだから育てるのが当たり前
こうするべきだ
みたいなところが
他人であれば学費や生活費
苦労をかけることが
申し訳ないという気持ちで
いるのではないかと
想像する
わたしも子供もご機嫌うかがいをするだろうし
わたしが愛されなければ
子供が愛されないかもしれないと
心配もするでしょう
好きなひとのために外見も心も
きれいでいなくてはいけないのは
面倒で
わたしはわたしでありのままでいたいし
それにご機嫌うかがいは
もういいかなと思う
怖いものがなくてありのままで認められている
それが幸せかもしれないわと
思う
だからわたしはもう恋などしないと
思っていた
自分が8年前に恋をしたことが不思議でしょうがない
それでまだ恋をしていることが
不思議でしょうがない
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