呼吸がうまくできなくなるということ
しばらく救急車で
運ばれることもなく
入院もなく
小さな発作はあるけれど
大きな発作はないので
発作の怖さを忘れていたこのごろ
呼吸が辛くなるとやっちゃったと思うのだけれども
体調の悪さが当たり前になっている
発作止めに不都合が起きたので薬局で薬をいただくまで
座って待っていたら
咳をしているひとが今日はやたらに多くて
自分の大発作の時のこと息子の大発作の時のことを
思い出した
呼吸がうまくできなくなる ということはいい加減な薬剤師さんは
いい加減な対応しかしなかった
けれどもとても怖いことで
あの時の苦しさと息子も味わった苦しさを
想うと
怖くて悲しくなった
特にうちはパートナーに発作時に無視
舌打ち
放置 訳のわからない嫌がらせのようなことを
されてきた経験から
発作時には通行人や
他人にお世話になることにしている
だから救急車を呼んでくださいという
カードを
いつもわたしは
持ち歩いている
心臓病に間違えられないよう喘息ですと書いている
実際使って救急車を呼んでいただいた
こともある
悲しいことにこれが現実 定期入れに入っているカードを見てみる
時が経過してオンボロになっているわと
気付いた
そういえばまだこのカードが新しかった頃
青空の彼に見せながら
パートナーに
助けてもらえないことを
わたしが淡々と話したら
彼はにわかには信じがたい様子だったけれど
ずっと首からぶらさげていたら周りのひとに
驚かれちゃうから
どこかに
入れておいた方がいいよと
言った
ん? 驚かれるを驚かれちゃうと言った?
わたしの真似だわと気付いて
その時笑った
ご両親はご健在? 助けてくれるひとは?と 彼が言ったので実家が遠いから
なかなか
助けてもらうわけにも
いかないということを
話した
こんなこと彼はもうすっかり
忘れているだろうけれども
このカードを首からぶらさげていたなんて
よほど喘息を怖がっていた
あの頃のわたし
彼もおかしなわたしに驚いちゃっていたかもしれない
思い出したらちょっと元気が出た
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