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2017年2月 2日 (木)

呼吸がうまくできなくなるということ

しばらく救急車で

運ばれることもなく

入院もなく

小さな発作はあるけれど

大きな発作はないので

発作の怖さを忘れていたこのごろ

呼吸が辛くなると

やっちゃったと思うのだけれども

体調の悪さが

当たり前になっている

発作止めに不都合が起きたので

薬局で薬をいただくまで

座って待っていたら

咳をしているひとが

今日はやたらに多くて

自分の大発作の時のこと

息子の大発作の時のことを

思い出した

呼吸がうまくできなくなる ということは

いい加減な薬剤師さんは

いい加減な対応しかしなかった

けれども

とても怖いことで

あの時の苦しさと

息子も味わった苦しさを

想うと

怖くて悲しくなった

特にうちはパートナーに

発作時に無視

舌打ち

放置 訳のわからない

嫌がらせのようなことを

されてきた経験から

発作時には

通行人や

他人にお世話になることにしている

だから

救急車を呼んでくださいという

カードを

いつもわたしは

持ち歩いている

心臓病に間違えられないよう

喘息ですと書いている

実際使って

救急車を呼んでいただいた

こともある

悲しいことにこれが現実 定期入れに

入っているカードを見てみる

時が経過して

オンボロになっているわと

気付いた

そういえばまだ

このカードが新しかった頃

青空の彼に見せながら

パートナーに

助けてもらえないことを

わたしが淡々と話したら

彼はにわかには信じがたい様子

だったけれど

ずっと首からぶらさげていたら

周りのひとに

驚かれちゃうから

どこかに

入れておいた方がいいよと

言った

ん? 驚かれるを

驚かれちゃうと言った?

わたしの真似だわと気付いて

その時笑った

ご両親はご健在? 助けてくれるひとは?と 彼が言ったので

実家が遠いから

なかなか

助けてもらうわけにも

いかないということを

話した

こんなこと

彼はもうすっかり

忘れているだろうけれども

このカードを

首からぶらさげていたなんて

よほど喘息を怖がっていた

あの頃のわたし

彼もおかしなわたしに

驚いちゃっていたかもしれない

思い出したら

ちょっと元気が出た

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