わたしのバレンタイン
バレンタインが近くなると
毎年
青空の彼に
バレンタインのチョコレート
ミントチョコを渡したことを
思い出す
ゴ☆ィバの前を通ると店員の女性が
試食用のイチゴチョコレートを
配っていた
それをいただいてお店に入り今年のチョコレートを
眺めながら
青空の彼にチョコレートを渡した日のことを
考えていた
あの日 細長い箱に入ったミントチョコをバレンタインのチョコレートですと
言って
突然彼に渡そうとしたら
彼はわぁ びっくりした
そう言って驚いた
それからにっこりと笑ってありがとうございますと
受け取ってくださった
あの時そっと丁寧に置かれたミントチョコと
笑顔が
彼の人への優しさを語っていて緊張していたわたしは
ホッと胸を撫で下ろした
ミントチョコを渡したのはただひとり
青空の彼だけだから
ゴディ☆に入ると必ず
彼を思い出しては恥ずかしくなる
イチゴチョコレートの
せいなのか
彼の
せいなのか
口のなかが急に
甘酸っぱくなった
彼がわたしを思い出してくれたら
嬉しいのに
そうしたらとてもじゃないくらいに口のなかも
心のなかも
甘くなりそうなのに
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