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2017年7月18日 (火)

喘息の治療とお出かけ

喘息やアレルギーと

診断されて間もない頃

温泉好きのわたしは

桧ぶろに入った

すぐに体に異変が起きて

おなかのあたりに

味わったことのない痛みが

襲ってきた

ヒノキチオール? などと混乱しながら

倒れてしまうといけないので

早々にお風呂を出て

誰もいない

休憩所のようなところで休んだ

なにこのおなか

熱を測ると

37度6分くらいあった

温泉といえば

お山にあるので

高山植物のアレルギーは平気だと

判断して

すがすがしい気持ちに

なっていたのだけれども

味わったことのない体の変化だった

いったい

なんだったのかしらと思う

喘息とアレルギーのお薬が

効いてきていたからなのか

微妙な苦しさだった

それからわたしは

自分の喘息がよくわからなくて

測定器を買った

息子は入院中に

SpO2が87くらいで

機械がぴぴぴぴ鳴っているのに

点滴をしながら

おしゃべりをしていた

わたしも

わたしのカラダがなんだか

えっと

と思って測ると酸素が低くて

そうとは知らずに歩き回っていたと

知った

わたしも息子も

こんな体に慣れてしまっている

周りの理解も難しい

それに遠慮している

だから危険なのだわと知った

何に気を付けたらいいですか?と

ドクターに訊いたら

血液検査の結果から考えて

全部ですと言われたので

それからは

全部気を付けるようになった

わたしの場合

でもまぁ大丈夫でしょうと

すぐに

いい加減になるところがある

そんな時

発作止めを取ろうとして

そのまま亡くなった友人のはなしを

偶然お友達から聞いたり ドクターに

枕のところにも

発作止めを置いておいてくださいねと

言われたりしたので

気を引き締めて

バッグと洗面所とベッドに

発作止めを置くことにした

いまでは

発作止めを使うタイミングが

よくわかるようになって

吸うというより

うまく吐けなくなると

このままだと危険

まだ大丈夫でも早めになどと

判断できるようになった

注射もあるので

お出かけの心細さもなくなってきた

わたしの子供の頃なら

わたしはもう

亡くなっていたかもしれない

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