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2017年7月28日 (金)

電話のセカンドオピニオン

身内に医療関係者がいると

便利でいいよねと

思われるかもしれないけれども

そうでもない

身内だからこその

遠慮みたいなものがある

病気について過度の心配はしないと

知ってはいるけれど

心配をかけてはいけない

忙しそうなどなどの遠慮 

治療方法に意見された時

これはまずいかも でも言っちゃえと思い

ドクターに

身内がこのように言っていてと話すと

まず医療関係者が嘘だと思われるか 

ドクターに嫌な顔をされるかで

終わる

わたしが思いますに変えても

患者から意見するのは難しい

医学を勉強してきたひとは

壮絶な努力をしている

家族の支えもあり

天才的な頭脳を

生まれ持っているので

世間からは

近寄りがたいなどと思われるけれど

案外素朴なひと

これはわたしがそう思うだけかしら

だけれども病気については

わたしたち素人が考えるより

なんていうのか

とてもあっさりとしている

安心感があるというべきかも 

今回も家族に

血小板増加症について聞いてみたら

血液検査の

数字を教えてと言うので知らせると

確かに多い

少ない方が早急と教えてくれた

きっとわたしは

家族と電話での

セカンドオピニオンがなければ

ずっと不安で

大変だったと思う

それだけではないけれど

とても感謝している

喘息については専門なのだけれど

わたしが話さなくなったから

最近は

調子はどう?くらいの会話になった

近所で

リュウマチの治療をしていたひとが

肺癌で亡くなった

というはなしを聞いた時は

治療薬の影響

肺癌ははやいと教えてくれた

以前

ひとは簡単に死なないからと

聞くこともあった

知識がないまま

大変ね わかるわー

などという

井戸端会議での

病気についての世間話が

ほんわかとして聞こえる

身内は

命にかかわる仕事で

それは気持ちはいつも

張りつめているでしょうから

時にうなされたり

急に呼び出されたりすることもあり

だから

わたしみたいに

お花やアンティークを

眺めているひととは

感覚が何かとても違うと思う

命についても

病気についても

喘息についても

気の毒も

かわいそうも 助けてあげたいも

どちらが良い悪いではなくて

とても違うと思う

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