僕は花を買う
君は僕の声が聞きたいと
願った
僕の声?
そんなものいつだって聞けるさ
君はそんなことはないわ
会ったり話したりしないと
聞けないのよと
恥ずかしそうに願った もしかしたらもう聞くことはないのかもしれないと
今度は寂しそうに願った
だから僕は花を買う今日の君に
花を買う
白いネリネの花を君にそうしたら僕は
いつのまにか
花屋が好きになるんだ
君に会うたびに僕は
今日の君に花を買う
いつまでもいつまでも花を君に
僕は何度でも花を買う
時が流れて君を忘れていても
必ずまた思い出して
何度でもそうするさ
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