バッハと出会う
ピアノの練習教材が
一般の練習教材と違っていて
音大コースだったものだから
いきなりバッハと出会う
左手が動かないなんで両方がメロディなわけ
それにワルツは4分の4と4分の3を
合わせなければいけない
右膝と左膝を練習のために何度も叩きながら
ピアノが嫌いになった
ごめんねピアノさんわたしはピアノが嫌い
泣きながら帰り道を
とぼとぼと歩く
社宅の玄関前で涙をふきただいまと明るく家に入ると
母が玄関に立ちまっ もも
また泣いたでしょと言った
練習しないからよと
言われた
この練習しないからよは大学まで
さまざまなひとに言われることになる
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