自分で決める
事情あって
2番目の就職先をやめた
大きな力に
やめさせられたなのかな…
わたしは
次に働く会社は
わたしが 自分で決める!と
家族に宣言した
家事手伝い などという肩書きは
いらない
こね なんて
いらないからね!と
祖父と両親に 言った
そして
わたしはひとり
意気揚々と職安に乗り込んだ
あっ
なんだか見たことがある
ひとがいる
隠れていたら
ももちゃん じゃない?
相変わらずかわいいよね と
甲高い声が 聞こえてきた
○○くんと
付き合っていたんでしょ?
紹介してよ 彼氏いるの?と
職安が ちょっとした 騒ぎに
なった
付き合っていないってば
そんな ひとたちの
いない時間を ねらって
相談に通う ことにする
それから すぐに
就職が 決まり
とあるショールームで
働くことになった
祖父は驚いて
どうやって
あんな大きな企業に
就職できた?
そうかそうか
たいしたものだな と
喜んでくれた
面接官だった 所長は
新事業で 来たばかり
わたしの実家も 何も
知らないひとで
自己PRが すごかった と
面接時の わたしのことを
よく 話していた
集客アップ
何度も通いたくなる
ついつい
男性がはまる外見と雰囲気
というものが あるらしくて
素人っぽい方が いい
企業イメージに 合う
という判断基準などなども
あるそうで
わたしは
わたしの居場所を 自分で見つけた
それが
最後の就職先だった
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