眠いわたしを助けようとした友人
車を溝から出してくれた
友人宅で
少し休ませてもらい
帰るねと帰ろうとしたら
友人が前に立ちはだかった
あいつのところには帰るな
どこにもいかないで欲しいと
友人が言った
あいつって?とわたしが言うと彼は
黙っていた
帰っても誰もいないから
もう帰るねと言ったら
監禁された 恐怖と不自由が一気に入り交じったような
とてもじゃないけれども
嫌な気持ちに襲われた
もう帰るねと優しく言ったらしばらくして帰してくれた
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