扉が開いて風が吹く
わたしが
青空の彼の姿を見たいと
心ときめかせた日や
用事があって彼に会いに行こうとしたあの日
そんな時は扉が開いて風が吹く
まるで背中を押されるように何もかもうまくいく
彼を探していたら扉が開いて風が吹く
電車に乗ろうとしたらまるで用意されていた馬車にでも
乗ったかのように
背中を押される
それでわたしは彼の姿を見つけて恥ずかしくて
嬉しくなる
彼の姿を見つけることはわたしにとっては
嬉しいことで
いいことだから
コミカルな小さな魔法たちが味方をしてくれている
きっとね
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