食べられる幸せ
以前はよく
息子達と3人で外食をしていた
次男が食べられなくなってからは外食も行きたがらないから
おうちごはんだけになっている
その方がおいしいしねなんて言ってみる
あるとき外食をしていたら隣の女子会(おばあさま)のみなさまが
にこにこにこにこと
こちらを見ている
私達の頃はさ戦争で
食べるものがなくてね
お腹すいたお腹すいたと子供に泣かれてさ
こんなごちそうが食べられて
幸せね
ゆっくり召し上がってと
言われた
なんだか申し訳ない気がしたのとかわいいかわいいと
見られているのとで
私も息子も食べた気がしなかった
帰り道食べられること
食べさせられることに
感謝しないといけないわ
息子がお腹がすいたと泣いても
食べさせる物がないなんて
給食を捨てている時代の子供達には
理解できないことでしょうけれど
母親としては耐え難い悲しみだわと
思った
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