タイムなんちゃら
いったりきたりは難しいわと感じた
アパートか何かを探さなくてはと
思った
それが帰りに不思議なことがあったから
*****
わたしは
壊れたタイヤのまま
がらんがらんと電車に乗り
気がついたら
○○止まりに乗っていた
あっ乗り換えなくちゃ○○に到着したので
わたしは
がらんがらんと降りて
次の電車を待つ
2分くらいで電車がきた
わたしは
またがらんがらんと乗った
座れたので
目の前を見ると
赤ちゃんを抱いたひと
小さいのに大変
抱っこしながらベビーカーも持って
電車に乗るの
大変なのよねと
息子達の幼い日々とわたしを
思い出す
掲示板を見て
駅名が反対方向に向かっている?と
思った
逆方向に乗ったの?
以前秋葉原でそんなことがあっただけれど
そんなわけないよね
乗り換えただけだもの
すると次は○○ ○○と
アナウンスが聞こえる
さっき降りたはずの駅の名前
わたしはわからなくなって
目の前を確認する
赤ちゃんを抱いたひとベビーカー
目の前に立つひとたち
わたしが○○駅で降り
乗り換えて座れた時と
同じような光景と
時間が流れている
気持ちだけ動揺した
すぐに
最寄り駅に近づいてきたので
狐につままれたよう
持ち手がちぎれそうになる
重い
急な寒さで
喘息の調子が悪い
家にたどり着き
わたしは死んでいるのではないかと
おかしなことを考えてみた
千が乗った列車みたいに
ちょっと違う列車に乗ってしまったとか
例えば電車事故で死んだのに
気がついていなくて
ほら 映画にあった死んだことに気がついていなくて
普通に家に帰るってやつ
息子にケーキを見せると
いらないと言われる
ついでに
わたし生きているよね?と聞いてみた
バカじゃないのと
言われた アハハ
途中で降りたのかしら
酸欠で勘違いしたのかな
いや
タイムなんちゃらというものでは?
リープとかスリップとかそんなたぐいのもの
そう考えると
時間は不思議でおもしろいわと思えた
息子が
気晴らしができたわたしを
嬉しそうに見ていたので
姉とのくだらない話を聞かせていたら
息子は安心したのか
すぐに眠ってしまった
さっ
晩御飯の仕度をしなくては
« タイヤが壊れる | トップページ | しがらみと規制 »
コメント