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2017年12月 6日 (水)

ゆがみを振り返る

人生を振り返り

丁寧にできていなかったことを

考える


母が

そしてわたしが

丁寧に生きていなかったことは

なんだろう


わたしが幼い時

母がお地蔵さんの前の細い道を

歩いて

1度も振り返らずに

仕事に行っていた


わたしはひどく泣いていたことを

覚えている


いつも

しっかりものの姉が

慰めてくれていた


たまに祖父のところに

わたしは

あずけられていて

帰りは夜遅く

寒かった


バス停で母と手をつないで

ぶくぶくに着せられたわたしが

バスを待っていると


お店の前の

ホカホカのあんまんが見えた

母がひとつ買ってくれた


わたしが幼稚園の時は

母は仕事をやめていた


わたしは

事情を話さずに

お地蔵さんの前で

振り返らなかった母のように


息子に

同じようなことを

してきてはいないかと

いつも考える


方法なら

いろいろあったはずで

いくら幼くても

話して聞かせることはできた


いくら自分に余裕がなくても

10分くらい早起きすれば

10分一緒に過ごすことができた


だけれどわたしたちひとは

自分をかわいそうと

思ったり

誰かのせいにして

安心したり

誰かに依存しようとしたり

まぁそんなことは

誰でも思うこと

それが生きていることだから

絶対に悪いとは

言わないけれども

そんなところがある 


丁寧にできていなかったことが

シワみたいになって

巡りめぐって

大きなシワになり


時をかけて

大きく大きくゆがんでいく

ものではないかしらと思う


自分は正しいのだ

これは仕方がないことだ

などと勝手な理由をつけて

逃げて

やってこなかったことが


後々いつまでも

自分を苦しめることになるように

思う


原因なんて

なんとなくはわかっていても

はっきりとはしないものだから


原因を探していたら

前に進めなくなるけれども

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コメント

こんにちは。
ももさん自身が、なんとなく、今回のことで、
グレードアップしているみたいに思います。
とても大変で、しんどいと思うけれど、
状況がほぐれてきたような感じがします。
ピンチはチャンスですね。
人間はいくつになっても、
成長することができます。
92歳でもです。
これは、ほんとうに実感しています。
世の中の本当に運の良い、
綱渡りが成功する人のようにはいかなくても、
それなりに良い人生に向かうことは、
いつでもできるのだと思います。
がんばってくださいね。

ふうちゃん組様
ありがとうございます。
しばらくラブレターやら恋のはなしやらを
やめて、
屁理屈を書いているからですね(^^)
ただの屁理屈女です。
物事をやたら複雑に
ややこしくしてしまうのは、
いけないことだと思うので、
シンプルにいきたいと思います。
あまり書いてこなかった
息子のことやわたしの私生活を
書いているので、
やめた方がいいのかなーなんて
思う日もあります。
知らないわからない
おばかですみませんな方が
特をすることもありますよね。
ありがとうございます、がんばります。


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