おせっかいの理由
実家にあやしい印鑑売りがくる
信心深い母は
そのひとにいろいろ言い当てられて
盛り上がっていた
当たるも八卦
当たらぬも八卦と
わたしは思うのだけれども
下のおじょうさんはおせっかいやき
遠くにいる
などと言われて
母は驚いたらしい
ももちゃんは
おせっかいやきじゃないと
言ったら
いやいや自分のことより
他のひとのことを気にして
おせっかいをやくと
言われたらしい
わたしにおせっかいじゃないよねと
母が聞いてきたので
おかあさんわたしはおせっかい
それで余計なお世話をして
自分を後回しにするから
自分でも困っていたと話したら
母は驚いていた
案外わたしのこと
知らないんだわ
最近は
おせっかいやきをしなくなった
求められた時だけに
している
そっちが気になると
どうしても自分の大事なことが
おろそかになる
おそらく
相手がさほど困っていなくても
自分と同じように
困っていると思って
相手のなかに困っている自分を見つけて
それで
その自分をなんとかしようと
思うから
おせっかいになると思う
その自分に叫んでいるのだと
思う
感謝されることも
多いけれど
言動に気を付けても
余計なこと
だったのかもしれないと
やめることも多い
誰かのためにと思いながら
自分のためにやっている
本当は
相手を心配しているのではないから
必要ないことまで首をつっこむことになる
たいした悩みでなければ
いいのだけれども
重い悩みで
子供のこととなると
ついおせっかいをやいてしまう
ココに
いろいろ書いている屁理屈も
誰かの役にたてたらいいなという
おせっかいなももの屁理屈
なのだけれどもね
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