ぼんやりとする
喘息もついでにひどくなった
外出すると咳き込む
喉の痛みも何年ぶりかしら
どちらにしろ
わたしは家で過ごしていて
好きなことをしたり
眠ったりしているのだから
ちょうどいい
安静にね
などと思っていた
アレルギーのお薬が変更になり
さらにお薬が追加された
前のアレルギーのお薬より
効果はあるけれども
頭がぼんやりとする
普段からぼんやりとしているのに
さらにぼんやりとする
青空の彼の名前も
ぼんやりとする
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喘息もついでにひどくなった
外出すると咳き込む
喉の痛みも何年ぶりかしら
どちらにしろ
わたしは家で過ごしていて
好きなことをしたり
眠ったりしているのだから
ちょうどいい
安静にね
などと思っていた
アレルギーのお薬が変更になり
さらにお薬が追加された
前のアレルギーのお薬より
効果はあるけれども
頭がぼんやりとする
普段からぼんやりとしているのに
さらにぼんやりとする
青空の彼の名前も
ぼんやりとする
お金よりも大切なものがあって
まぁ普通に
暮らしていければ
幸せだろうと
思ってきた
お金にたいして
ぎすぎすとした欲
のようなものを持たないで
今まで暮らしてきた
いつも
なんとかなるだろう
くらいに考えていて
学費と医療費が払えて
おいしいパンケーキが食べられ
それでたまに
好きなお買い物ができたら
いいのだと
感謝もしてきた
だけれど何かが違うような
気がする
ハイブランドを
趣味と実益を兼ねて
勉強していたら
やはりヴィンテージでも
欲しいと思える
それに
ハイブランドを
惜しげなく買うひとたちは
どんなひとだろう
わたしとは違うのかしらと
興味がわいてきた
好きなブランドがあったわ
子育てで
すっかり忘れていたけれど
それにちょっとわたし
浮世離れしているところも
あったり
なかったりで
忘れていた
自分なりの美徳
みたいなものを理想としてきたから
というのもあるかな
わたしの
小学生の頃の将来の夢は
絵描きさんだったのだけれど
もうひとつの夢は
結婚して
ばあやをベルで呼ぶこと
だったことを思い出した
なにそれ ばあやってと
思わず笑ってしまうけれど
両親はこれを
真に受けていて
祖母のように
ばあやをベルで呼ぶなら
良い学校に行って
花嫁修行をしなくてはねと
言っていた
ももちゃんなら
器量も良いし
姫様だから
良いところにお嫁に行けるわ
などと親族も言い
ばあやをベルで呼ぶことが
浸透していった
おかしなはなし アハハ
ということは
もしかするとわたしは
本当は
(玉の輿もふくめ)
お金持ちになりたいのではないか
という気がしてきた
びくびくしながら
いろいろなことを我慢して
働いているひとに
遠慮するくらいなら
自分で
そこら辺の土地が
ぱっと買えてしまったり
祖父のように寄付ができたり
学費や医療費が
負担にもならないくらいに
稼いだらいいのではないかしら
自分の才能を
お金にしようと
思えばよいのではないかしらと
考えた
両親から
お小遣いをもらい
暮らしているのは
なんだかな なの
親孝行もできていない
もっと欲を持ち
人生の足を
小さな歩幅でも
前に進めよう
よし
目標は
(玉の輿もふくめ)
お金持ちになろうに変更
伯父ができているのだから
女性のわたしにもできるかも
しれない
きっとこのままではいけないからね足がくじいたみたいに
痛くて
不安になった
わたしに何かあったら
息子はいったい
どうなってしまうのか
病院もお薬も
どうなってしまうのか
我慢していた涙が出てきて
顔を洗った
それから元気を出して
足を少し引き釣りながら
病院に行く途中
桜を愛でることができた
わたしがこうしていても
桜はいつの間にか
美しく咲いている
ああ
きれい
桜
さくら
もう散ってしまうのかな
料理を作っている
ざっくりとは知っているものの
わからないことが多い
このままでは
先が見えない
息子に好きなものを食べさせる
にしても
お腹に優しくて
吸収率の良いものでなければ
うーん
なんだろう
大豆かな
毎日悩む
よくある栄養指導を受けてみても
よいのかな
あれは
やせるための指導だから
ちょっと違うような
気がする
楽しく食べられないと
意味がない
わたしが追い詰められても
しょうがない
助けて欲しい
だけれど助けてくれるひとは
いない
ひとりでやらなくては
なんとかしなくては
ずっと家にいて
近所の桜の木が
切られてしまったから
今桜が咲いているのかが
よくわからない
わたしの手帳には
びっしりと
カロリーや
息子の体調を
書き込んである
青空の彼のそばには
桜が咲いたかしら
今日はきれいな空
空
青
こんな日は
お出かけしたいけれども
衣替えをしなくてはと
クローゼットで服にうもれる
買った時はずいぶんと喜んで
わたしのところに来てくれて
ありがとう
などと感謝したのに
なんだろう
この有り様は
それでまた
お買い物好きなわたしは
お洋服やバッグが欲しくなっている
途中で嫌になって
気分を変えなくてはねと
思う
そうだわ
デートに着ていく服の
整理をしている
と考えれば
楽しくなるかも
青空の彼にデートに誘われたら…
服選びが大変そうだから
今から整理しながら
考えておきましょう
みたいな
今の時期なら
これかな
こんなのもあったわ
これもおしゃれかも
楽しくなってきた
少し先なら
これかな
いつもデートに着ていく服
なんて
選んできたから
一年中
いつでもデートに行けるわね♪
などと整理していたら
すぐに終わった
わたしったら単純 まじ卍
眠そうな疲れたひとに
魅力を感じる
ずっと寝不足なドクター
夜勤明けのひと
遊びすぎて眠っていないひと
徹夜で勉強したひと
眠くて疲れているのに
優しく笑っているひと
わたしの希望に答えようと
話している姿に
心引かれる
そういえば青空の彼も
そんな風だった
ひとの不幸を喜んでいるみたいで
なんだか
なのだけれども
彼のかさかさの指を
見つめてしまい
かさかさのくちびるに
持っているリップクリームを
ぬりたくなった
それにとても臆病者にもなる
よくよく今になって
考えてみたら
身内と青空の彼は
知り合いな訳だから
身内に頼めば
知り合いの身内の娘さんみたいなことで
友人くらいには
なれたのかもしれない
大好きなどと
突っ走ったばかりに
友人になるチャンスが
なくなってしまっていた
ということに気づいた
遅いよね アハハ
身内はもしかしたら
知り合い以上だったのかも
しれないけれど
青空の彼に迷惑をかけるからと
詳しいことを
教えてくれなかった
わたしの恋を
力強く応援してはくれたけれど
わたしの心は彼に届かないと
思っていたみたい
ということを毎日のように
考えているわたしにとっては
女遊びに
大金を投じる男性が
愚かに見える
女なんてしたたかで
そのひと達は生活のため
お金に群がっているだけなのに
優しい言葉や
きれいな外見に
惑わされて
キャベツが何個買えるか
というお金を
ばらまいている
そこにお金をかけるなら
医療や福祉に
寄付をすれば良いのに
大きなお金を手にすると
自分のために
使ってしまうものなのかな
女性の買い物も
ひとにどう思われるかや
ストレス解消の場合が多い
欲しい物を見つけて
買うと気分が高揚する
だからまた欲しくなるを
繰り返して
買い物に依存する
わたしはそれで
お金をいただいている立場なので
悪くも言えないけれど
お洋服やバッグ アクセサリーを
買いすぎてしまうひとは
おしゃれが好きで
楽しんでいる
というひととはちょっと違う
どれだけ着飾っても
高級な物を身に付けても
心は貧しいまま
そんな時は
お部屋の掃除でもしたら
お部屋がきれいになって
無駄な物を増やしたくなくなり
買わなくなる
それから
キャベツと比べてみると
これって本当に
必要なものだったのかしらと
反省しやすくなる
キャベツはわたしだけかも?
また彼が
遠くに行ってしまったような
わたしには
想像もできない
知らない彼が
そこには存在するような
気持ちになる
近くにいれば
おめでとうございます
良かったですね
というハナシ
でしょうけれど
遠くにいるわたしは
彼の支えにもなっていないから
ただ
さらに遠くに感じただけで
初めて会った時に
このひとは出世すると
思ったのは
間違いなかったわと
ぼんやりと思うくらい
わたしには
3人
初めて会った時に
出世すると思ったひとがいる
その後
3人は出世しているから
何かにおうのかもしれない
ふがふが
息子は計算していて
計画的に体重を増やそうとしている
真面目で優しい子だから
一緒にいて
優しさも感じる
毎日毎日
少しずつ
ふたりで頑張ってきた成果が
現れてきた
ざるのように
なってしまった体に
栄養を入れるのは
なかなか大変なことで
お互い疲れて
休むこともある
目標に向かって
二人三脚だ
といった様子
理解できずに
ぶつかって
傷つけた日もあったけれど
絆を深めて
ひとつの目標に向けて
シンプルに
食べることだけに取り組んでいる
自信はなかったけれど
私達ならできると信じてきた
母子の信頼を回復して
毎日毎日一緒に努力することは
わたしにしかできないことだからね
よし
ぼけっとしていないで
元気を出して
おいしい食材を買うために
わたしは
お仕事も頑張らなくちゃ
やっぱり少し
ぼけっとしてからにしようかな
女性が
いると思うのだけれど
内面ではなく外見だけで考えると
わたしが好きになったひとには
共通点がある
わたしが高校の時に
ひそかに片思いをしていた
先輩
お付き合いをしていたひと
今は少しも
気持ちはないけれど
よくよく思い出してみると
共通点がある
瞳と
髪
誰かを探しているように
同じような瞳のひとを
好きになった
誰かを探しているように
同じような髪のひとを
好きになった
もう恋をすることもないでしょうから
探していたのは結局
青空の彼だったのかな
なんて思う
だとしたら
見つかって
思いも伝えることができて
良かった
毎年
同じこと
同じ思いを
ここに書いている
青空の彼とお花見がしたい
お茶を飲みたい
くだらないおしゃべりができる
友人になりたい
というようなわたしの夢
希望
長いラブレターには
そんな言葉が時々
あふれているのだけれども
桜は
どこか悲しくて
どこか嬉しい
わたしにとって
特別な花だからと心が知らせる
理由はよくわからないのだけれど
毎年心が
そう知らせてくる
彼に渡したラブレターの
一通目に
桜の花びらのシールを
はらはらと張り付けた
二通目は青空模様の便箋
とても大切なことが
桜と青空にはあって
わたしはまだ知らないような気がして
封筒と便箋を眺めていた
9年前に
もう彼に会うことはないのだと知り
この世の終わりかというくらいに
アハハちょっとおおげさなのだけれども
その時は本当に
この世の終わりかというくらいに
泣いた日
もう会うことはないと
わたしはどこかで思っていて
その予想は
当たっていたのだけれども
おかしなわたしを見て
彼は思いっきり笑っていた
それから会いたいよ
会いたいよと
泣くばかりしていたわたし
もしわたしが
思いを伝えなかったら
どんな未来が
待っていたでしょうか
パラレルワールドが
あるとしたら
思いを伝えなかったわたしの世界は
きっと
グレーのままで
彼に出会うことがなかった世界は
寂しい世界でしょうね
もし過去にもどれたら
わたしはおかしなわたしに
どう思われてもいいから
思いを伝えなさいよ
ふられるのは
わかっているのでしょう?と
言うでしょうね
だから何度やり直しても
結局思いを伝えるでしょうね
思いを伝えるのは
とても勇気が必要で
自分が傷つく覚悟もまた必要で
迷惑なのでしょうねと思うと
怖くて
悩みすぎて
頭がぐちゃぐちゃになる
冗談?
からかっている?
何か目的があるのではないか
病んでいるのではないか
無い物ねだりなのではないか
依存しようとしているのではないか
などと思われることもある
大人の恋は複雑だから
仕方がない
好きになるひとは
自分で選べないから
ただわたしは
青空の彼が大好きになっただけ
なのだけれど
いろいろ事情もあり
思いを伝えるのは
とんでもない勇気が必要だった
彼にしてみれば
迷惑なおかしなひと
だったかもしれないけれど
わたしは今も
思いを伝えたことを後悔していない
だから今年も
彼のそばに
きれいな桜が咲きますように
咲くといいな
そう思っている
わたしが
雑貨屋さんのアロマキャンドルを
見ていたとき
すみませんと声をかけられた
よくショップ店員に間違えられるから
またかなと思っていたら
こういうの
ホワイトデーのお返しに
もらったら嬉しいですか?と
質問される
主人がもらったチョコレートの
お返しでと
おばさま
わたしは嬉しいですけれど
香りが好きなひと
苦手なひとがいますから
そこはわかれますよね
どうでしょうかねと
わたし
やはりハンカチがいいかな
それともお菓子と
おばさま
そうですね
ホワイトデーといえば
クッキー マシュマロ
でしょうかとわたし
悩むわとおばさま
アレルギーがあると
アロマをもらっても
使えないかもしれないですよと
わたし
えっ?
アレルギーなんて考えてもいなかった
ありがとう
そう言って
おばさまは他を探しに行った
ご主人のお返しね
偉いわと思いながら見送る
そういえばこの前も
知らないおばさまに
アクセサリーを作っているの
ほらと見せられて
これを買いたいんだけれども
ブラスチック?天然石?と
質問されたことがあった
ハンドメイド すごいですね
あっ きれい
これはプラスチックですね
ここがこんな感じだから…と
わたしは答えた
わたしの品物への知識は
いつの間にか
溢れんばかりになっていて
突然質問されても
答えてしまうなんて
店員じゃないのに
アハハなんだかおかしいと思いつつ
わたしはバッグ持っているでしょ?
ほらほら
店員じゃないのよと
思った
ブランドショップで間違えられた時は
ちょっと嬉しかったけれどね
それにしても
バレンタインのお返しなんて
大変だわ
昔は好きなひとにしか
お返ししなかったのにね
息子の話を聞いてきたかな
聞いているようで
どこか逃げていたのではないかな
どこか怖いと
思っていたのではないかな
はなしを
最後まできちんと聞くこと
正面から向き合うこと
話せる環境をつくること
はぐらかさないことができていたかな
真面目でいること
信じること
許すこと
受け入れることが
できていたかな
嫌なことを嫌だというのに
やらせていたのではないかな
嫌だと言うなら
やめるか
他のやり方を見つけるか
すれば良かったのではないかな
だから
話してもしょうがない
どうせ否定される嫌なことを言われる
助けてもらえないと
思ってしまったのではないかな
それで息子が
話さなくなったのではないかな
ならば
謝って
話を聞くから話してと
言えばいいのではないかな
話したくなるまで
待てばいいのではないかな
これを今やらなければ
明日では遅かったと
後悔するのではないかな
話せばよかったと
目の前にいるうちに
話せばよかったと
後悔するのではないかな
ならば勇気を出して
ごめんねから始めよう
この神様を勘違いしているひとが
多い
売るがわも買うがわも
同等の立場で
同じように守られるべき時代が
きているのに
ひと対ひとの
やりとりということを忘れて
買うひとが偉いと思い込み
クレームばかりを言うひとたちがいる
言っていることは
恥ずかしいことばかりで
周りからは
ひややかな目で見られているのに
本人は
正義でもふりかざしたかのように
良いことをしているかのような
横柄な態度でいる
後味が悪くなるのは
自分のせいだということにも
気づいていない
いつも誰かのせいにして
生きてきたひとたちなのかなと
想像する
ひとがやっていること
なのだから
多少のことは許容範囲と考えて
終了させれば
お互いに気持ちよく
あのひとに売ろう
あのひとから買おう
ということになるのにね
おかしなひとは
ブロックする
出入り禁止にするなど
うちで買ってもらっても
嫌な気持ちのまま
嫌々売るのは
健康上よくないからと
売るがわも
線引きが必要な時代に
なってきていると思う
なんでもかんでも
頭を下げていたら
クレーマーははびこり
サービス業で働くひとは
ストレスだけを抱えるようになる
一度でも
怒鳴られたり
ひどいクレームに対応すると
傷つき
やめるひとが増えていくと思う
サービス業だからと
我慢して
びくびくしながら働くのも
おかしなはなしだわ
真面目に働きすぎなのでしょうね
前ほどではないけれど
少し怖くなる
これが自分にとって
どれくらいの発作なのか
考える
まだ大丈夫
ちょっと大丈夫じゃないかも
わぁまずいなどと
長い年月で
判断できるように
なった
わたしが亡くなるなら
急なことで
アレルギーか
喘息が原因なのでしょうね
などと考える日もある
愛について語るなんて
老い先短いみたいで
わがままで甘えただった
わたしが懐かしい
いつからか
良き妻 良き母 良き女性に
なろうとして
自分を変えるようになった
できないことも多かったから
そのままでいいよと
そのままの自分を
大切にすることができなくなった
そのままでいい
素敵な言葉
この言葉を言われたひとは
きっと幸せね
わたしは家族を
そのままでいいと思っていられる
自分でありたい
そんなに勇気がいることとは
教習所に通っていた当時も
その後も
わたしは知らなかった
中学の時から
たびたび告白され
どこか
鈍感だったのかもしれない
鈍感でいないと
やっていられなかったのかもしれない
はっきり言うと
愛をどこかなめていた
信じていなかったというのかな
ばかにしていたというのかな
本当は怖がっていたのかな
なんとなくいつも
冷静な自分がいて
男性は
簡単にわたしを好きになり
失礼なことをしても
何を言っても
許してくれる存在なのだわと
思っていた
これは優しい父の
影響もあると思うのだけれど
文字にしてみると
そんな風に思っていたなんて
性格が悪いというのか
幸せなやつというのか
甘えたなやつというのか…
愛=生きる力
生きていこうと思うのは誰かの愛があるから
自分の愛があるから
などということも
知っているようで何も知らなかった
最近になってやっと
ひととしての愛というものが
少し
わかってきたような気がする
ブレスレットを持ってきた
一度プレゼントしたものだからと
怒った様子で
置いて行った
教習所の先生が
男性とわたしの時間が合わないように
細工をしていたようで
その後会うこともなくなった
友人は
もらっときなよ
物には罪はないからと
笑っていた
わたしも正直
まだ学生だったので
自分では買えない
きれいなブレスレットが欲しくなっていた
けれどなぜ
男性は怒っていたのだろうと
不思議に思った
好きとかそういう何か?
先生に話したから?
などと悩んでみたけれど
よくわからなかった
それより
先生からの告白が
気になった
自分が
通っていた頃のことを思い出す
わたしがぼんやりと
教習所で座って休憩していると
同じ歳くらいの男性が近づいてきて
突然プレゼントを渡された
誰だろうと思いながら
なんとなく受け取ると
わたしが受け取ったことを喜んでいて
友達グループで
やったとばかりに騒いでいた
その姿に驚いて
中身をみると
高価そうなブレスレットだった
どういう意味なのか
すぐに理解できなくて
これは安易に
受け取ってはいけない
ものだったのではないかと
後になって気づいた
どうしようと
しばらく悩んで
教習所の先生に相談した
ブレスレットは
先生に返してもらうことにした
すると先生が
何かあってはいけないから
なるべくぼくのそばにいた方がいいと
言った
それもそうだと思って
なるべくそばにいたら
先生はずいぶん年上で
結婚されていたのだけれど
付き合って欲しいと
言われた
ありがとうと言われたい
ごめんなさいと言われたい
何々をしてもらいたい
などとわたしは
パートナーにたいして
時々思うのだけれど
良く考えてみたらわたしが
おめでとうや
ありがとうや
ごめんなさいを
思わず
言われるような人間ではなくて
そんな価値がない人間
なのかもしれないと思った
ならば
言われなくてもいい
言って欲しいというのは
ただの自分の欲だから
と思うと
なんだかスッキリとした
わたしが
思わず言いたくなる人間になれば
いいだけで
手をさしのべてもらえなくても
助けてもらえなくても
平気なひとになれば
いいだけで
相手に望んでいると
腹立たしく思える
誰かに不満を話すようになる
そんなことをしていても
得なことはない
いつまでも解決されないので
何も悩むことはないわと
思うことにした
こうやってわたしはずっと
自分が愛されない
価値のない人間だと
自信を失ってきたのかも
しれないけれど
わたしはいつも
おめでとう
ありがとうや
ごめんなさい
許してねを忘れずに
誰かに手をさしのべることを
忘れないでいたらいいのだから
どうしてなのかなと
悲しまなくても大丈夫
わたしはわたしで
きちんとやっていこう
つぼみがほころび
この生きている世界が
敵ではなく
友人になる時
世界は
わたしだけの遊び場になる
善と悪
敵と友
と決めてしまうのは
みんなの心の目に映る
まぼろしのようなもの
悪く考えれば
世界は
怪物のように見え
嫌なひとに囲まれる良く考えれば
世界は友人になり
遊び場になる
誰から見ても大変な状況にいる
それもずいぶん長く
大変な状況にいる
だけれども
誰かを妬んだり
羨ましがったりしていない
姉がヨーロッパ旅行に行った
母がわたしの気持ちを
心配していたけれど
少しも
姉を妬んだり
羨ましがったりという気持ちもない
わたしが鈍感で
バカなのかしらと考えていた
どういうわけか
なぜだか
わたしは幸せなのだ
なぜ幸せなのか
しばらく考えていたら
瞬きという曲に出会った
ありがたいことに
必要な時
必要な物が現れる
そんな気がするこのごろ
その曲はこう唄う
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ
何の為に生きて行くのか
答えなんて無くていいよ
会いたい人と必要なものを少し守れたら
背伸びもへりくだりもせずにと
わたしが幸せなのは
傘を差せているからだ
大切なひとを知り
大切な物を知り
頑張っているからだわと
気がついた
幸せとは
なるものではなく
感謝しながら感じるものだくらいには
考えてきた
幸せとは
きれいな服や宝石
高級なバッグを持つことではなく
誰かに愛されることでもない
大切なひとの
側にいられることだと思う
息子がここにいて
話せること
息子と笑っていられること
そのことを大切に思い
感謝できていることだと
思う
だからわたしは幸せ
幸せの理由がわかった
パンケーキを食べたことを
いいねと
ドクターにほめていただいた
食べたことを
わたし以外のひとに喜んでもらえる
という経験ができた
体の方は
甲状腺に悪い数値が出た
やはり夜は
心臓の状態が悪いみたい
目標に向けて
ふたりで毎日工夫して
頑張って食べてはいるけれど
栄養を吸収してくれない
それは
次男がやせすぎていて
すかすかだから
だそうで
食べても吸収せずに
ざるのようなことらしい
内臓脂肪が蓄えられると
太ってくるそう
むくみもあるのだけれど
ひどくないので
今のところは大丈夫
次男が
入院を拒否しているので
ドクターが
疲れたら入院して休んでという
言い方にして
うまく入院に
気持ちを持っていこうとしているのが
見ていてわかった
ドクターは笑顔の奥で
治療のためにいろいろなことを考えて
動いているのでしょうね…などと
わたしがやや引きぎみに考えていたら
次男も同じように考えていて
優秀なひとだねと
ふたりで言った
教授もいろいろ
優秀なひともいれば
そうでもないひとがいて
真面目なひとがいれば
そうでもないひとがいる
学校も病院も
何か違うと思っても
納得できるまで探すのは
本当に大変なこと
だけれど
息子の命を守るためには
学校も病院も
納得できるまで探すべきだと思う
納得できる結果など
ないのかもしれないけれど
見極めていかなくては
息子を失うことになる
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