すっかり忘れていた頃
つぼつぼ
そんなことは
すっかり忘れていた頃
夢を見た
白い足袋に
古い時代の着物の老人
少し目が不自由そうで
石の段から
降りようとしている
思わず手をさしのべると
つまづくように
老人は石の段をおりた
それから
ゆるやかな坂道を
急いでのぼろうとしている
背の高い老人だった
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つぼつぼ
そんなことは
すっかり忘れていた頃
夢を見た
白い足袋に
古い時代の着物の老人
少し目が不自由そうで
石の段から
降りようとしている
思わず手をさしのべると
つまづくように
老人は石の段をおりた
それから
ゆるやかな坂道を
急いでのぼろうとしている
背の高い老人だった
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