10年前なら離婚していた
青空の彼と10年前
恋人とまでいかなくても
友人関係にでも
なれていたら
わたしは離婚していたと思う
好きなひとがいるからという
単純な理由ではなく
彼を好きだと思う気持ちが
勇気をくれて
真実をしっかり見て
決めたのではないかと思う
家庭内別居は
していたからね
あれから何年かは
離婚は避けたいよね
ダンナはATMだと考えている
という友人の言葉や
家庭を壊す
という言葉を聞いても
ぴんとこなかった
だけれど生きていくには
必要なことがあって
わたしが息子の病院や学校に付き添う
ということだけは外せなかった
離婚すればできなくなること
だった
息子たちは離婚しなよと
言っていた
だから
いつでも離婚すればいいと
わりと簡単に考えていた
何年かして
ドクターのアドバイスが大きかった
のだけれども
離婚しない方がいいのではないかに
変わっていった
きれいごとや
正しい意見におされて
離婚をしたとして
意見をしたそのひとが
わたしや子供を一生
面倒みてくれるわけではない
ただ一般的に離婚すべきだと
言っているにすぎない
病院の費用や
毎日の生活費を
出してくれるわけではない
ドクターの言うとおり
電車賃もない
子供の進学もあきらめる
ということになる
一時の感情に流されて
決めることではないと
思うようになった
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