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2018年9月12日 (水)

学校に意見を言う勇気

わたしは幼稚園の時

青汁と注射が嫌いで

いつも泣いていた


なぜ青汁を

飲まされていたのかしらと

不思議に思う


健康のためとはいえ

幼稚園だけではなく

学校とはおかしな決まりごとが

案外たくさんある


青汁を飲むとアメがもらえるのだけれど

鼻をつまんでも無理で

アメ2個にしましょうねにつられて

青汁を少しにしてもらい

わたしは飲んでいた


注射の日は

園長先生にだっこされて泣いていて

注射はないよと言われて

実際は注射があった


注射はないよ教育

これがよいとされていた時代だった

今は通用しない


わたしは思う

注射はあると伝えるべき

それに言葉には優しさを


学校で例えば

邪魔

という言葉は

先生が子供に言わない方がいい


こんなこと

学校に行けていない子の親なら

誰もが知っている


けれど先生は知らない


さらに質問があるときは

子供が自分から

聞けないことがある


例えば

体育のグループに

自分の名前が入っているかどうか


そんなこと

自分で聞けるでしょうと

思うようなこと


聞けたら

普通に学校に行けている


普通に学校に行けていたひとは

わかろうとしても

病気などで

普通に学校に行けないひとの

気持ちはわからない


どんなことで傷ついて

どんなことで不安になり

どれだけ気遣いをしているか

元気なひとにはわからない


元気だから先生になれるわけ


だからわたしたち親は

子供のつらい思いを

学校に伝えなくてはいけない


経験上

学校と話しても

うまくいくわけがない

子供を人質にとられているのだから

言いたいことは言えない

言ってよくなることなんてない

ひどくなるばかりだ と

みんな知っている


相談しながらひとが怖くもなる

世の中は厳しい

厳しい世の中に出るために

子供をかばうばかりはいけない


長いものにはまかれた方がね…

などと迷う


けれどどこかには

きちんと聞いてくれる先生がいる

言ってくれてありがとうと

楽になれるよう

考えてくれる先生方がいる


先生のうでをつかんで

この子が困っています

こうしてもらえませんかと

話す親がいる


ボロボロになりながら

親をやっているひとたちがいる


わたしは

そんなお母さんと話すと

とても勇気をもらえた


言ったもん勝ちよと

励ましてもらえた


一緒に大笑いもした


弱いものを守る

強く優しいひとたちを

たくさん知ることができた

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