小さな声で歌う
O sole mio
という曲があるけれど
カラオケで歌ってみたら
よく覚えていて
Che bella cosa na jurnata ‘e sole,
n’aria serena doppo na tempesta
Pe’ ll’aria fresca pare già na festa Che bella cosa na jurnata ‘e soleという具合に
歌えた
これは高校の時に
イタリア語か日本語かを選べて
先生が伴奏してくださる
という歌のテストで歌った曲で
わたしはイタリア語でと
張り切っていて
Ma n’atu sole, cchiù bello, oje ne’, ‘o sole mio, sta nfronte a te!のところを
自宅では
近所迷惑になりそうなほど
かなりの声量で練習していたのだけれど
本番になり
先生がピアノで
激しく前奏を奏ではじめた時
すみません先生
日本語でと
わたしは言った
期待の眼差しでわたしを見ていた先生は
がっかりとした様子で
わたしも
晴れ晴れと日は輝く…ぼそぼそ
声量もなく終わる
実はランダムに行われた試験で
教室の前に
みんな並んで待っていたのだけれど
わたしの次が
なんと
当時好きだった男の子だったから
Ma n’atu soleはないよねーと
思ってしまい
小さな声に
先生には理由も言えず
それからは先生の前では
小さな声でだらだら歌うひとになり
校歌代表に
選ばれることもなくなった
アハハ
思い出し笑い
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