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2018年11月23日 (金)

昭和のおひとよしのどストライク

昭和は

ラインもインスタもなかったから

電話かラブレターしか

思いを伝えたり

相手の様子を知ったり

という手段がなかった


昭和がよくて

今が悪いというわけではないけれどね


今は今で

いいと思う


昭和がいい

というひとはきっと

今の自分に

満足できていなくて

過去の自分の方がすごかったのだ

というひと

なのでしょうねと想像する


でもわたしは

今の自分に

どこか満足していて

過去の自分を

恥ずかしい まだまだだったわと

思うから

過去の栄光なんてないの


というわけで

昭和のラブレターといえば

紙だった時代


下駄箱にドサドサ入っていた


直接告白もドサドサされた


交換日記もしていた


手紙は

郵便配達のひとが

バイクでやってきて

ポストにぽとんと

入れるまで

ずいぶんと時間がかかった


待つことに慣れていた

というのかな


それが当たり前で

電話をすれば

本人ではなく親が出るという

ドキドキな状態


だからわたしが10年も

彼の返事を待てている

というわけではない


コンビニだって

なんだって

瞬時に会計 包装が終わることに

慣れてしまって


宅急便なんて

次の日に到着しないと

何かあったかしらなんて

思う始末


だから

10年は長すぎる


わたしは青空の彼に

ふられたのだわと

青空を眺めながら

思う


そして

うふふと笑ってしまう


だって彼が

なんていうか

どストライクだから

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