男の子を産め
男の子を産め
嫁なら跡継ぎを産め
そして決まった幼稚園
決まった大学に行かせて
決まった職業につけさせろ
という家庭がある
子供に能力がないと多々
悲惨なことになると
想像できる
親が満足する子供
に育てるなんて
子供の心が心配
わたしは幸せなことに
男女どっちでもいいのよ
女の子なら珍しいかしら
学歴や職業も気にしない
という家庭に嫁いだので
そういう苦労はなかった
子供の成長について
ひととひとを比べると
お叱りがあったくらいで
母の
家や名前を守る
跡継ぎを産む
というプレッシャーを
散々目の当たりにしてきたから
わたしは気楽で良かったわと
しみじみ思う
姉の嫁ぎ先は
この職業のひとは偉い
本家 分家
男子の高学歴に
重きを置いているのだけれど
姉はそれらを
そんなん嫌いと
ぶち壊すような勢いで
子育てをして
家族に信頼されているという
生き方をしている
母は
わたしの結婚前に
お母さんはね
お母さんと
あなたたちに呼ばれた日が
一番幸せだった
名前なんて捨てて
幸せになりなさいと
話していた
« やらされている | トップページ | ラブレターを書こう »
コメント