棚を整理していたら
息子がわたしを嫌い
話をしてくれないので悩みながら
棚を整理していたら
息子が小学生の時
授業でつくった
手作りアルバムが出てきた
ほこりをはらうと
そこには
親からひとこと
が書いてあった
節目節目に
手紙や言葉を書いているから
こんなところにもわたしの
愛がちらほら
アルバムには
動物園や遊園地
さまざまなところへ
家族でお出かけした写真が
張り付けてある
たくさんお出かけしたわ
懐かしい思い出
なんて思いながら
しょうらいのゆめ
というところにふと目をやると
将来科学者になって
お母さんを助けたいです
お母さんはいつも大変で
楽になってもらいたいので
ぼくはお母さんが
楽になれる発明をしたいです
というようなことが
書いてあった
知らなかった
涙がぽろぽろ
将来の夢なんてない
大学なんていかないから
なんて中高の時は
さんざん生意気なことを言っていたのに
ありがとう
また
話せる日がくるといいな
いつかゆっくり
話せるといいな
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