百姓の嫁か
そんな長男の入院で
義理の両親はうちに泊まって
くれていたので
朝
長男の病棟へ行き
世話をしている間
次男をお願いしていた
昼になると急いで帰り
わたしは何も食べないで
まず次男に
慌てて
母乳をあげていたら
姑は
テレビを見たり
お茶をのんだり
何か食べたりしていた
慌てているわたしとは対照的に
のんびりとしていることが
奇妙だった
母乳が終わったら
寂しい思いをしている次男と
関わりながら
ご飯を食べて
少し休憩しよう
疲れたぁ おなかぺこぺこなどと
考えていたら
母乳が終わった瞬間に
はい
行ってくださいと
姑が言い
次男を取り上げた
わたしはまだ
何も食べていないのに
喉もからからで
追い出されるように
病院に行かされた
母に
このはなしをすると
百姓の嫁かと
つっこまれ
ちょっと笑ってしまったのだけれど
病院が田畑のように思えた
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