ポイポイ
息子の大事な書類が入っている袋を
パートナーに渡したら
中身を見ないで
ポイとかごに無造作に投げた
わたしが
いちまい いちまい
涙をどろどろと流しながら
めくった書類を
見ることもなく
放り投げた
息子が頑張ったと
話すこともなく
これでよかったのかなと
話すこともなく
お疲れ様 ありがとうと
話すこともない
大事な書類が入っていたよと
わたしが話すと
関係ないと
パートナーは答えた
温度差があると知りつつも
もし
はやく離婚していたら
長男が後悔したり
苦しい思いをしたり
することはなかったのではないか
問題なく
○まで行き
卒業していたのではないか
次男も
病気や拒食にならなかったのではないかと
いつも思う
だけれど
働いていないわたしには
高額な学費を借りる
払うじゃなくて借りるね
力がないから
パートナーの借りる
力を
あてにするしかなくて
借りる借りるとうるさいけれども
借りるというのは
年収がないと借りられないから
パートナーがいなかったら
いつまでも息子たちが
学ぶ
というわけには
いかなかったでしょうかと
想像する
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