実習に行った時
幼稚園の実習に行った時
失語症の子がいて
なにかとお世話を任された
やる気満々で
話せるようになったらいいなと
わたしは思っていた
その子が
今回のわたしみたいに
吐いたことがあって
園庭にある水道のところで
何度も吐いているその子に
どうしたものかと
付き添っていたら
様子がおかしい
先生を呼びに行くと
すぐに病院へ
田舎で
救急車が間に合わないからと
園長先生の車で
先生がたが全員
病院に行ってしまう
ということがあって
その後
かなり危険な状態だったらしく
途中で呼吸や脈拍が
弱くなったので
驚いたと
後で先生がたが話されていた
ひとり残されたわたし
小さな幼稚園を
任されたわけだけれど
わちゃわちゃ状態の2クラスを
まとめなければいけなくて
一緒にわちゃわちゃしていた
その後
元気になったその子は
少し声を出すようになった
もも先生のおかげよと
先生がたには喜んでいただけた
短い間だったけれど
そんなことがあったなと
今回のことで思い出した
次男の学校にも
失語症のお子さんがいる
校長先生は
うん いいえの
意思疏通ができればいい
それに
こんな立派なところが
あるんですよと
おっしゃっていた
学校には
世間でも飛び抜け優秀な生徒
そのため次男のレポートが難しい 汗
そうでもないひと
真面目なひと
やんちゃなひと
スポーツが大好きな健康なひと
健康ではないひと
口うるさい親
子供を見捨てたい親
本当にさまざまなひとがいる
だけれど
校長先生は
決して偉ぶることなく
肝っ玉かあさんのように
わたし達親や子供を
見守り導いてくださる
有名なかたなのだけれど
子供を守るためなら
すぐに社会に意見してくださる
先生らしくない
わたしが会ったなかで
一番素敵な校長先生
そのお考えは
働く先生がたみなさんに
浸透していて
だから安心して
次男は通えるというわけで
苦しんだだけ
良い出会いがあるよねと思う
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