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2020年2月12日 (水)

見捨てられ不安

わたしに見捨てられ不安が

あるとしたら

幼いころ

どのようなきっかけが

あったのかしらと

考えてみたことが

以前あったのだけれど


3歳くらいの記憶にたどり着いた

母は嫁姑問題から逃げたい

という思いと

わたしが幼いうちに

働いておこう

という気持ちから

母の実家近くで働いていた


3歳までは

母方の祖母が

仕事の間わたしのおもりを

してくれていたそうで


おじいちゃん

国会中継が始まるよと

おしゃべりする

おしゃまで

かわいらしい子だったと

大きくなってから聞いた


3歳になった頃かな

幼稚園が始まるからか

わたしは急に母に仕事時

連れていって もらえなくなり


わけもわからず

母が仕事に行く時間

いつもわたしは泣いていて


当時

実家の前には細い道が続いていて

お地蔵様が

あったのだけれど

その道を

歩いて振り返らない母に

行かないで

一緒に行くと

号泣していた記憶がある


どれだけ大きな声で泣いても

母は一度も

振り返ってくれなくて

姉がおもしろいことを言って

笑わせてくれた


この光景が

わたしの見捨てられたという

イメージなのかな


母は

わたしが幼稚園の年長さんから

専業主婦になったのだけれど


母は

そこまでして

仕事をする必要は

なかったと思う


3歳までは

母なるものと一緒に過ごす

というのが

子供の成長には必要


それに

朝余裕がなかったのかも

しれないけれど


一度向き合って

わたしと話し合うこともできたはず

でも母は何もしなかった


次男が3歳の時

幼稚園に入園したのだけれど

幼稚園に送ると次男が

号泣して

わたしは

振り返らずに帰るを

繰り返していた


母もわたしも

振り返るのがつらかった

と言えば

格好も良いけれど


立ち止まって

話し合うことだってできたはず


わたしは

なんてことをしているのだろう

あの時の母と

同じではないか


これは幼い日の

八つ当たりではないかと

自分でもショックを受けて


何か変えなくてはと

思ったのだけれど


次男が母子分離不安になり

泣くばかりの毎日を

さまざまなひとから指摘され


ますます

母としての自信を失うばかり

だった


その頃お世話になった相談員さんに

ももさんは

お子さんの扱いが上手で

よくお世話されていますが

お母様もそんな風に

よくお世話をされて

ももさんを育てたかたなのでしょう?と

質問されたことが

あったのだけれど


わたしが

母は丁寧に子供を世話するひと

ではなくて

何でも自分でやってきましたと

答えたら

相談員さんに驚かれて


してもらっていないことを

してあげる

というのは

とても大変なことで

なかなかできないことなのですよ


てっきり

お母様もお世話好きなかたかと

思いましたと

言われたことがあった


口うるさいだけの

母のようになりたくないと

思いすぎるのも

良くないけれど

反面教師でいいのではないかと

思っていても

どうしても似てしまうもので


経験のなかで

自分がこうありたいという

女性としての

おおらかさや包容力を

身につけていけたら

素敵かなと 思っている

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