変化は痛みを伴うもの
自分を守り
傷つけないように
自分が
傷ついたり
嫌だなと思ったり
したことを
何も感じませんでした
我慢すれば
たいしたことではないです
などと
何も感じない
思わないようにすると
心が麻痺してきて
傷ついたことや
嫌なことを
感じなくなり
自分を守れたついでに
良いことも
嬉しいことも
心に入らなくなっていく
案外このことに
自分では気づかない
それで笑っていると
さらに
自信がなくなって
心を閉ざすようになる
誰かに相談したからといって
マウントされたり
余計に傷つけられたり
理解してもらえないことが
多い
そうなると
自分はダメな人間で
なんの価値もないから
このような状況になった
だから
相談しても
マウントされたり
余計に傷つけられたり
理解してもらえない
仕方がないことだと
また
理解してもらえないことを
我慢するようになる
精神科医や
同じ経験をしたひとには
あうんの呼吸で
理解してもらえても
解決するのは自分
ひとはひと
自分が
変わらなければいけないことを
わかっていて
楽なわけもないのに
このままが
楽な気がしてくる
いつの間にか
何もないことが良いことに
なっている
だけれど何もないを
作るためには
自分は
言いたいことを言わず
願わず
期待せず
コミュニケーションをやめる
これはこれで
良かった気になり
結果何もないになる
でも
何もない人生
なんて存在しないから
ただ何もないように
トラブルを避けているだけ
そもそも
変化は
誰でも痛みを伴うもので
今まで大事にしてきたものを捨てる
築いてきたものも捨てる
こともあるから
自分が変化しようとすれば
自分や誰かが
無傷というわけにはいかない
痛みの向こう側にある
良いことや
喜びを感じられるようになるためには
一回
痛みを乗り越えなくては
次に進めないわけだけれど
未来がどうなるかわからないから
不安になる
どうせまた
同じようなことになる
今より
つらい状況になるかもしれないと
考えて
痛みの手前で
やはり自分の心が麻痺していた方が
変化もなくてよいのではないか
自分だけ我慢して
誰からもほめられず
感謝もされず
否定ばかりされている人生が
平和ではないか
もうすぐ人生が
終わるかもしれないのだからと
諦める
体調に自信がなければ
なおさら
諦める
諦めているうちは
何も変化はなくて
自分の心の準備ができたところに
奇跡や希望
というものはやってくる
だいたい
長い間やってきたことに
無駄なことはなく
今までの努力
自分では努力とも言えないほどの
努力が
本当は
ちゃんとした努力で
存在していて
小さいものが何年もの間
無数に
努力として
咲いたり
羽ばたいたりする日を待っている
傷つけられたことで
ひとの痛みがわかり
愛されなかったことで
自分の愛があふれてきた
自分の努力が
変化の流れを作り
奇跡や希望を具現化していく
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