ぼっち
彼はわたしが
なんとか生きていることさえ
知らないかしらと
思いながら
窓からの心地よい風に
空を知ると
自粛や
ロックダウンの世界が
空を青く
美しくしていて
この空を見あげるために
今まで生きてきたような
気にさえなった
それから
飛行機や花火が
空に
飾られたようだけれど
わたしには
見えなかった
空は
涙みたいで
空に何かを飾ろうとするひとは
ロマンチストなのかも
いつの間にかわたしは
ひとりぼっちの
ぼっちが
なんとなく好きになって
それから
ぼっちが
嬉しくなった
やたら繋がりたいひとたちは
きっと
ぼっちのよさを
知らないのね
もうすぐ七夕
七夕を
記念日にしたり
約束の日にしたら
素敵じゃない?
ぼっちもなかなかいいと
思いながらも
彼と何か約束したいと
思うなんて
本当はわたし
寂しいのかもしれないね
どんまい
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