少しは愚痴ってもらえたらと思ったものの できたひと
待ち時間の間
Kさんが
ひとりで頑張ってこられたのだから
話だけでも
聞けないかしらと思い
お詫びを言ったあと
いろいろ話してみた
やはり
末期の痛みについて
一番悩まれているようで
わたしが
本人が
痛いのは辛いでしょうし
見ている方も
痛がるのは辛いでしょう
できれば
痛みだけは緩和したいですよね…と
話したら
Kさんはそのあたり
みとりのホームに相談したらしく
痛がるひとはいませんよと
あっさり言われたとか
今のホームは
敷地内に病院があるのだけれど
お引っ越し先の
みとりのホームは
麻薬が使えないそうで
麻薬の使えるホームは予約しておいたと
話されていた
Kさんは
今まで
とても細々とした
ご苦労をされてきたと察するけれど
重要な決め事や
判断
義理の両親ふたり分の悩みの相談が
いっさい旦那と
できなかったみたい
やはりわたしと同じなんだなと
悲しくもなった
Kさんは
最初は
ひとことしか
返信しない旦那に
腹を立てていたものの
そのうち
自分ですべて決断できるのだから
旦那に
ごちゃごちゃ言われて悩むより
楽かな
ひとりでやればいいさ
という気持ちになり
すべてひとりで抱えてやることに
なったと
話していた
わたしと似ている…
だから逆に
よかったですよと
言ってくださった
できたひとだわ
次に
義理の母が
わからなくなっていること
について
話してみた
わたしも祖母が
同じ病気だったので
辛さや大変さがよくわかる
するとKさんは
一回だけ思い出してくれたので
その一回で
十分ですと
笑顔で話していた
できたひとだわ
Kさんのパートナーは
とても優しく協力的なかたなので
Kさんも
動きやすいのだと思う
***続きます***
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