小綺麗にしてくださるのね
わたしは
エプロンに軍手だったものの
コロナでなかに入れず
入り口まで
義理の両親と荷物が運ばれてくると
知る
Kさんに
義理の両親の写真を
見せてもらったのだけれど
痩せているでしょうと
言われて見てみると
そこには
義理の両親ふたりが
笑顔で写っていて
痩せてはいるけれど
次男の方が痩せているので
驚くほどではなかった
しばらくして
ふたりが降りてきた
施設というのは
老人をここまで清潔で
小綺麗にしてくださるのね
三食のお食事の管理が
病気にあわせてしっかりしていて
食べられている
ということもあり
義理の父は
車椅子でもお肌がつやつやして
以前実家にいた時より
健康そうに見えた
みとりが近い義理の母は
歩いていた
失礼なはなしだけれど
ふたりとも
においがしなかった
最後は
病院で亡くなったわたしの祖父母
自宅介護だった祖母をおもうと
母が
自宅で介護していたので
雲泥の差で
施設なら
ここまでしていただけるのかと
驚いた
わたしの親族は
天国のような有料老人ホームに
入っていて
トラブル続きだったようだけれど
ふたりがお世話になっている
小さなホームは
気さくな雰囲気で
まだ
ふたりとも
お元気そうだったので
安心した
ふたりを車に乗せて
義理の両親は
手をふりながら
今のホームとお別れした
わたしは
施設のひとたちに
お礼を言ったけれど
旦那はご挨拶も
していなかった
入り口に運ばれてきた荷物も
また
放り投げるように
後部座席に入れていた
母が乗れないので
やり直した
車では
旦那から
義理の母への気遣いはなく
旦那は
乗り降りの手伝いもしなかった
さらに旦那が
乱暴に運転していたので
体調の悪い母が転がったりしないか
わたしは心配だった
***続きます***
« 少しは愚痴ってもらえたらと思ったものの できたひと | トップページ | 絆と信頼 ちょっと驚いたこと »
コメント