不甲斐ないわたし
帰る時まで旦那は
施設のひとにご挨拶をしなかった
なるべく
わたしが前に出ないように
旦那を前に出したのだけれど
いつの間にか
旦那が遠くにいて
わたしが
お手伝いしますと言いながら
前に出ていた
いつものことだけれど
今回の旦那は
ソーシャルディスタンスにしては
遠くにいて
離れすぎていた
施設のひとも
関係性が
わからなくなったようで
わたしを娘かと思い
注射のことなど聞いてきた
次回面会に
孫を連れてきていいですか?
密になりますか?と
聞くと
孫にあわせたいと願うわたしが
娘だと思われてしまったようで
わたしに
赤ちゃんがいるとも
誤解された
???
何歳だと思われたのかしら…
すべてが終わって
お疲れ様でしたと
Kさんに声をかけ
手土産を渡していると
旦那が車で
もう帰ろうとしていたので
慌てて帰った
旦那は行きも帰りも
Kさんが車を降りても
降りなかった
仲が悪いわけでもないのに
会話もなかった
それにしても
Kさんが120点で
義理の両親に
至れり尽くせり
義理実家は
夫婦愛や親子愛にあふれていて
完璧だったので
わたしは
力一杯お手伝いしたものの
何もできなかった気がして
情けなくなった
夜になっても
いたたまれなくて
不甲斐なくて
涙が出てきて
朝まで眠れなかったほど
一般的に
介護については
みんな
何もしてくれない
わたしばかりが介護
という悩みが多いと思う
だけれど
わたしは逆で
あまりにKさんが完璧だったので
立場がなかった
唯一
持って行った布団が
小さな女の子のようになった母に
気に入ってもらえて
ほしいと言われたので
プレゼントできて嬉しかった
義理の母は
ガタガタ寒そうだったから
少しでもお役に立ててよかったと
思った
時代もあると思うけれど
施設では
管理され
生かされている
ということに驚いた
自分の母の
自宅での介護は悲惨だったから
祖母のことが
かわいそうに思えた
施設は
暴言 暴力があると
受け入れないようだったから
義理の父はしっかりしていて
義理の母も大人しいから
良かったと思う
月々の支払いは
かなり高額だと思うけれど
自分達でお支払いされているようで
ありがたいことだと思う
わたしなんて
下品だから
老後みんなに迷惑をかけそう
それに
老後
1日でも長く旦那のそばに…とは
なりそうもない
共白髪は
世の中の
理想ではあるけれど
なかなか義理の両親のようには
なれないと思う
旦那が
最後まで
わたしを世話する
なんて言わないでしょうからね
以上
お引っ越しは
こんな様子で終わりました**
同じ立場のかたの
コロナ中 ホームお引っ越しの
参考にでもなれば幸いです**
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