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2020年10月 2日 (金)

不甲斐ないわたし

帰る時まで旦那は

施設のひとにご挨拶をしなかった


なるべく

わたしが前に出ないように

旦那を前に出したのだけれど

いつの間にか

旦那が遠くにいて


わたしが

お手伝いしますと言いながら

前に出ていた


いつものことだけれど

今回の旦那は

ソーシャルディスタンスにしては

遠くにいて

離れすぎていた


施設のひとも

関係性が

わからなくなったようで


わたしを娘かと思い

注射のことなど聞いてきた


次回面会に

孫を連れてきていいですか?

密になりますか?と

聞くと


孫にあわせたいと願うわたしが

娘だと思われてしまったようで

わたしに

赤ちゃんがいるとも

誤解された

???

何歳だと思われたのかしら…


すべてが終わって

お疲れ様でしたと

Kさんに声をかけ

手土産を渡していると


旦那が車で

もう帰ろうとしていたので

慌てて帰った


旦那は行きも帰りも

Kさんが車を降りても

降りなかった


仲が悪いわけでもないのに

会話もなかった


それにしても

Kさんが120点で

義理の両親に

至れり尽くせり


義理実家は

夫婦愛や親子愛にあふれていて

完璧だったので


わたしは

力一杯お手伝いしたものの

何もできなかった気がして

情けなくなった


夜になっても

いたたまれなくて

不甲斐なくて

涙が出てきて

朝まで眠れなかったほど


一般的に

介護については

みんな

何もしてくれない

わたしばかりが介護

という悩みが多いと思う


だけれど

わたしは逆で

あまりにKさんが完璧だったので

立場がなかった


唯一

持って行った布団が

小さな女の子のようになった母に

気に入ってもらえて

ほしいと言われたので

プレゼントできて嬉しかった


義理の母は

ガタガタ寒そうだったから

少しでもお役に立ててよかったと

思った


時代もあると思うけれど

施設では 

管理され

生かされている

ということに驚いた


自分の母の

自宅での介護は悲惨だったから

祖母のことが

かわいそうに思えた


施設は

暴言 暴力があると

受け入れないようだったから


義理の父はしっかりしていて

義理の母も大人しいから

良かったと思う


月々の支払いは

かなり高額だと思うけれど

自分達でお支払いされているようで

ありがたいことだと思う


わたしなんて

下品だから

老後みんなに迷惑をかけそう  


それに

老後

1日でも長く旦那のそばに…とは

なりそうもない


共白髪は

世の中の

理想ではあるけれど

なかなか義理の両親のようには

なれないと思う


旦那が

最後まで

わたしを世話する

なんて言わないでしょうからね


以上

お引っ越しは

こんな様子で終わりました**


同じ立場のかたの

コロナ中 ホームお引っ越しの

参考にでもなれば幸いです**

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momo

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